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怒る女

 ギルドマスターが気絶して数分後、俺はアルカナにギルドマスターに生命エネルギーを少し与えるようにさせてその場しのぎの回復をしていた頃、ギルドに誰かが入ってきた。

 俺は敵かと思いみがまえたが中に入ってきたのはローブを被っている人だった。怪しいのにかわりないから一応剣を構えていたがローブをかぶっていた人は頭を隠していたローブをとり俺に改めて名乗る。


「私だ。ルクンだよ」

「ルクン?確か帝国三傑のやつだっけか?」

「そう。それよりバローは?あなたのところに行ったはずだけど」

「バローなら敵と戦ってかなり負傷してね。今は俺の部屋で休ませてるよ」


 俺がルクンに言うとルクンは


「そう。わかったわ。敵には地獄を見せる。必ずね」


 あのめんどくさそうにしていた女が急にやる気を出している。一体何があったんだ?

 俺がルクンと話しているとギルドマスターは意識を取り戻し、ルクンの姿を見て


「ルクン、じゃない、か。あいつは、アフガンは、どうし、た?」

「......アフガンなら死んだよ。私が埋葬してきた」

「そう、か。私の代わりにやつが、死んで、しまった、か。申し訳、ない、な」


 ギルドマスターはルクンに言うとルクンは自分のこぶしをにぎりしめながら


「悪いのは敵の方。アフガンはまだ死ぬべきじゃなかった。アフガンの仇は私が必ずとる。クナンとかいうやつは私が殺してトリニティは私が潰す」

「そう、か。お前、が、いうなら、好きにすると、いい。お前なら、勝てる確率は、あるかもしれんからな」


 ギルドマスターはルクンに対しいうとルクンはギルドマスターに対し


「私の異能はふいうちなら誰にも破れない。私の異能はふいうちなら最強」


 ふいうちなら最強って聞こえはあんまりよくないな。

 ルクンがギルドマスターと喋っている間にマルセ達とスルカが戻ってきた。


「コウタさん!地面に倒れてる敵がいたから拾ってきました!」


 スルカは二、三人地面にひきずりながら戻ってくるとひきずられていた人達が


「か、勘弁してくれ!もうトリニティはぬけるから!たのむ」

「それは、無理だな。お前たちは私の、養分になるん、だからな」


 キヅラはスルカの連れてきた二、三人に触れた後生命エネルギーを吸いとりキヅラはかなり若がえり逆にスルカの連れてきた人達はみんなじいさん、ばあさんにまで体が歳をとってしまった。


「いやぁ。やっぱり若いって最高だなぁ」

「あ、ああぁ。そ、んな、こんな、とこ、ろで。まだ、死にたく、ない、のに」


 スルカの連れてきた三人はピクピク震えながらてをあげていた。

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