トリニティの拠点 2
話か。今は聞いた方がいいかもしれない。その方がコウタさん達にも迷惑をかけないでいいからね。
「それで話って?」
私はセイバンに言うとセイバンは
「そうだーね。お前らにはトリニティを始末して欲しいだーね。トリニティの拠点を教えるから攻め込んで欲しいだーね」
トリニティの拠点を教える?そんなうまい話があるわけが
「そんないい話あるわけないと思ってるだーね?でもこれがあるんだーね。魔王様はゴールン都市をいつまでも落とせないあの人間にもう痺れをきらしたんだーね。でも魔王様はあの人間との約束で動くことはできないだーね。だからわたーしが裏で動いて仕事をしてるんだーね」
「へぇ。なんで大罪魔族のお前が動いてるの?嫉妬ってついてるからには大罪魔族なんでしょう?」
「だーね。これはわたーしにしかできない仕事だから仕方ないだーね」
セイバンは私達に言った後路地裏に空間の穴を開ける。
「なんのつもり?」
私はセイバンを睨みながら言うとセイバンは私をなぜかなだめ
「わたーしのやっていること。黙ってみておくだーね。君たちが万全な時にトリニティの拠点に襲撃する。これは決定していることだーね。そしてあいつらの拠点はゴールン都市のどこにでもある、というかどこからでもいけるんだーね。逆を言えばどこからでも出られるというてんもあるだーね」
「あいつらの拠点がどこにでもある?まさか、空間の異能?」
私はセイバンにきくとセイバンは
「正解だーね。魔王様がトリニティの奴らに拠点とする空間を与えたんだーね。そのときわたーしはまだいなかったから魔王様は放っておいたけどわたーしが器を手に入れて数日待ってもゴールン都市をおとせてないからトリニティを殲滅することにしたんだーね」
「そうなんだ。ま、私としては敵同士が潰しあってくれんなら楽な話だけど」
私はセイバンに言うとセイバンは首を横に振り
「わたーしは手を出さないだーね。今のわたーしではクナンは殺しきれないだーね。君たちの中でも勝てるのはリーダーのイツク・コウタとかいうやつだけだーね。魔王様がコウタとかいう人間ならクナンを殺せると言っていただーね」
コウタさんにしかクナンは殺せない?でも確かにそうね。私じゃ多分勝てないわ。本当ならやりあってみないとわからないと言いたいところだけどクナンはトリニティというレア異能で異能を三つも使うらしいからね。私の爆炎だけで勝てるかどうか。あんまりこんなことは思いたくはないけど