マルセVSスペルダ
「何だ。私を知っているのか?」
「そりゃもちろん。僕様馬鹿だけど強い奴は好きだからね。名前だけなら覚えてるさ。確かマルセンチャーだっけ?」
スペルダはマルセに言うとマルセはスペルダに急接近し顔面に向かって手を振り上げ
「爆散しなさい」
「爆散しないパンチ!」
マルセの腕にスペルダはパンチで対応する。
「なるほどねぇ。あんたが異能を相殺するやつか。マリネットから聞いてはいたけど面倒だね」
「そうだよ!だから僕様に異能で勝とうだなんて思わないことだね!」
「そうねぇ。なら」
マルセはスペルダにまた接近するとスペルダは
「バカの一つ覚えだね!僕様よりバカな奴がいるとは思わなかったけどそんなに異能で戦うのが大事?」
スペルダほまたマルセの攻撃する手に対し異能で相殺しようとするがマルセはその攻撃を避けた後スペルダの顔面を掴み
「知ってる?聞かないなら聞かないでやりようがあるんだよ」
マルセはスペルダの顔面を掴んだまま地面を数分ひきずりまわしたあとチウルスの作った空間の壁に叩きつける。
「うぐっ!」
「バカにはこういうのがよく聞くんだよね。私さ、前にあんたらの仲間のゼブルスとかいうやつに負けた、というか負ける気がしたからさ。負ける気はさらさらないけど。だからこれ以上負けるとかそんなことは考えないようにしてるの。ま、あんたはそこまで考える器でもないがね」
「......僕様さ。自分が僕様自身をバカにするのはいいし信頼する仲間なら別にバカにするのはいい。でもさ、僕様のことを全く知らない奴が僕様をバカにするのと僕様のことをなめたやつは嫌いなんだ。だから」
スペルダは叩きつかられた壁から一気にマルセに近づき
「お前は僕様をカンカンに怒らせたからね。ぶち殺してあげるよ」
「なぁ。そんな言葉を簡単に吐くなよ。死亡フラグを立ててるお前のフラグが確実なる死亡に変わるじゃないか」
「......お前は僕様をバカにするのが大好きみたいだな。本当にぶち殺す」
スペルダはマルセに向かって拳を握りしめて顔面に向けて殴りかかるとマルセはスペルダの攻撃を避け、殴ってきた腕を掴み
「爆炎」
スペルダの片腕を爆炎で消し炭にかえる。
「っぐ!」
「どうやらお前は攻撃した後に相殺するのは無理みたいだね。これは確かにマリネットにはにが重いかも。でもわたしからすればお前は雑魚よ」
「ぼ、僕様が、雑魚?この僕様が?ふ、ふふふ」
スペルダは高らかに笑うとマルセは手を前に出し
「どうやら死を前に頭がおかしくなったらしい。今とどめをさしてやろう」
マルセはスペルダに向けて異能、爆炎を使いとどめの一撃を放った。