クズシの異能
「超、回復。そんな、の聞いて、ない、っす」
ヨウクは仰向けに倒れながらクズシに言うとクズシは
「言うわけないだろ。それにお前の相手の動きを遅くする異能、俺には効かんぞ。本気でやればお前の異能がきこうがお前の目では俺の攻撃はうけきれん」
クズシがヨウクに言うとヨウクは
「ふ、ふふ、ははは!ははは!」
「どうした?片腕斬られただけで頭がイカれたか?」
「あらぁ。違いますわ。いやはや王国で有名なクズシのレベルがこの程度とは」
ヨウクは妖艶に笑いながらクズシに言うとクズシはヨウクから距離をとる。
「お前、ヨウクじゃないな!誰だ!」
「私?教える必要はないわ。あなたはここで死ぬんだから」
ヨウク?がクズシに言うとクズシは
「死ぬのはお前の方だ。俺はまだ当分死ぬ気はない」
「あははは!無理無理。もうあなたは死ぬわよ。あなたの異能は回復能力が早いだけの異能。つまり」
ヨウク?はクズシに向かってゆっくり歩き出すとクズシはヨウク?に近づいて剣で胸を貫く。
「これで終わりだ」
「ふ、ふふ!あははは!ありがとう。あなたから近づいてきてくれて」
ヨウク?は剣を刺されたまま前に出る。
「な、なんで動ける!心臓を貫いたはずだ!お前の異能は敵の動きを遅く見れるだけじゃ」
「それはヨウクの異能。私の異能じゃないわ。もうこの体は必要ないからこうするの」
ヨウク?はクズシにだきつけるまで近づくとクズシに抱きついた瞬間ヨウク?の体は膨らみ始める。
「ま、まさか!お前」
「やっぱり最後はド派手に人間爆弾よね。安心しなさい。ヨウクはもともと死人。だから体が粉々になろうとかまわないわ。さーて。あなたは自爆で死ぬことはないかしらね」
ヨウク?が言った瞬間ヨウクの体が光だしクズシの目の前で大爆発が起きた。
俺はクズシとヨウクと別れて数分、マルセと今後の話をしながら待っているとマルセの家からそれなり?に離れた場所からおおきな、まるで何かが爆発したような音が聞こえた。
「こ、これはなんの音だ!」
「わかりません。でも外からそれに多分、家から近いです。音がした方向にいって見ましょう」
マルセは俺に言うと俺とマルセは急いでマルセの家から出て爆発音のような音が聞こえた場所に向かう。
爆発音のような場所に向かって数分後、地面がかなり焦げついておりそこからさらに歩くこと数分、俺とマルセはそこにあった、いや倒れていた人に驚いていた。全身の皮膚が焼けただれもう生きているかもわからず、顔が焼けていて誰かもわからないくらいに焦げついていた。