ギルドマスター 4
私はクナンと戦って、だが何で昔のことを?
私はクナンとの戦闘の最中昔のことを思い出していたと思うと急に片腕にかなりの激痛がはしる。なぜだ?自動追尾の剣はクナンの肩を
「どうですか?自分の剣に片腕を貫かれた気分は」
クナンは私に言うと私はゆっくりたち
「はぁ、はぁ。そう、だな。あまりの痛みに昔のことを、思い出していたよ」
「長いことお眠していましたからね。私もとどめを誘うかどうか迷ったくらいですよ。だってもっと苦しめてやらないと。私をここまでおいつめてくれたんですから」
クナンは嬉しそうな表情で私に言う。こいつはこんなに狂っていたのか。しかし、最強とうたわれ魔族どもをふるえあがらせた私もどうやらここまでみたいだ。
私は覚悟を決めた後私のもとに二人の助っ人が現れた。
「ギルドマスターからはなれよ!この下郎が!」
助っ人のうちの一人は片腕の義手をクナンに向けて放つ。クナンはため息を吐いた後
「空気のよめない弱い奴ほど嫌いなものは私はいない。邪魔をするなら殺しますよ?」
「我を殺す?無理だな。お前如きに我は殺せんよ。ルクン!」
私を助けに現れたアフガンはもう一人の助っ人、ルクンに向かって叫ぶと
「後のことは任せる」
「わ、かった。でも、あんたも」
「どちらかが時間稼ぎをしないとダメだろう。それに我がこんなやつに負けると?」
「いや。思って、ない。はやく、かえって、くるんだよ」
ルクンは私を背負ってクナンの前から逃亡した。
我こと、アフガンは恩人であるギルドマスターを逃すため、共に助けに来たルクンにギルドマスターを任せ、今はクナンの前に立っている。
「さて、こっからどうするかな」
我がクナンに対し、対策を考えているとやつは
「残念な男ですね。わざわざ死ににくるなんて」
「ふん。我は死なんよ。お前如きには殺されるつもりはない」
「そうは言っても貴方の義手は私の手にありますしそれに」
やつは我に何かをいいかける前に我の義手を握りしめ
「私の異能は知っているだろう?三つの異能を使う」
「ああ。知ってるよ。組織の名前も異能の名にしているくだらんやつだよな?確か、トリニティとかいうたか?」
我がクナンに言うとクナンは我に急接近し
「君とは話すだけ無駄なようだ。早急に終わらせようか」
「子供かよ貴様は。自分が気に入らんことを言えばすぐに手を出すのは子供と一緒なことよ」
我はクナンの攻撃を避けクナンの腹部にパンチをくらわせる。
「きかんな。ざこが」
「それはどうかな?」