表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
168/460

申し出

 二人で笑いながら話していると俺は二人に近づき。


「一体お前は何をしにきたんだ?えと、確か」

「バローだバロー。わざと間違えるのはやめてほしいぞい。それでわしはお前に用があるぞい。キヅラ様は先にギルドにいかれよ。わしとコウタ殿は後から行くからぞい」


 バローは俺にいうとキヅラは「わかった」と言った後にギルドの方に歩いて行く。


「それで?俺にようとは?」

「ふおっふお。簡単な話だぞい。お前がどこまでできるのかわしに見せてほしいんだぞい。端的に言えば手合わせを願う、だぞい」


 バローは顎髭を撫でながら俺に言う。


「俺の実力がみたいのか?」

「そうだぞい。あのギルドマスターが言うからには実力はかなりできると思っているがやはりためしてみないとわからないんだぞい」

「それはそうとも言えるな。正直なとこ俺もお前らがどれだけできるか見てみたかったしな」

「ふおっふお。そうかそうか。ならばここから少し出た場所で軽く揉んでやるぞい」


 バローは手に持っていた長い杖を俺に向けて言うと俺はその杖に触れて


「それはこちらのセリフだよ。じゃ行こうか。俺はあんたについて行くから」

「ふおっふお。ありがとうだぞい。では行こうかだぞい」


 バローは地面に杖を当てながらゆっくり歩き始め俺はバローの後について行き、ゴールン都市から出て数十分、ゴールン都市からかなり距離が離れた場所で


「ここら辺でいいかだぞい」

「そうだな。ある程度都市から離れている。ここら辺なら迷惑はかからないだろ」

「そうだぞい。これだけ離れていれば問題ないぞい」


 俺とバローはある程度距離をおいた後バローは杖を俺に向けると


「それじゃこちらから行くぞい。ふん!」


 バローは俺に向かって地面に転がっていた石ころなどを飛ばしてくる。


「これは物を飛ばす異能か?」

「いかにもだぞい。わしの異能は物を浮かせたりする異能。今お前を襲っているようにだぞい」


 バローは俺に言った後俺に向かって飛んできた石ころとかを俺は爆炎でふきとばす。


「ほう。それはすごい異能だぞい」

「そう。この異能はすごいんだよ。爆炎。これで石ころ程度なら簡単に飛ばせるさ」

「ふおっふお。なら少し戦法をかえさせてもるうぞい」


 バローは石ころを自分の周りに地面に転がる石ころを浮かせて


「それ。礫のラッシュだぞい」


 バローは自分の周りに浮かせた小石を何発かに分けて俺に飛ばしてくる。


「そうくるか。でも俺はこの程度なら避けられるぞ」

「まぁみてるぞい。人間いつまでも避けてはいられんからだぞい」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ