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トリニティ 行動

 モヒカンが特徴のゼーダスが二人に言われた後大人しく黙る。ゼーダスのやつが可哀想に見えてきたしさっさと終わらせるか。


「それでは私はゴールン都市のギルドを襲う。クズルアは帝国側からこれ以上助っ人が入れないようにしておいてくれ」

「あいあいさー!」


 クズルアは元気よく私に返事した後私は次に


「ゼブルスはコウタを。スペルダはコウタの仲間たちを始末してくれ。二人ともいくらでも手下を連れて行ってくれてかまわない」

「わかったよ。クナン」

「僕様もわかったよ。クナン様」


 ゼブルスとスペルダも頷いた後、ゼーダスは


「おいらはどうすればいいんだよい」

「ゼーダスは留守番だ。お前の異能は防衛にいいからな。アガベのことも監視しておいてくれ。後二人の幹部もゼーダスと防衛を頼んだ」


 私はゼーダス達に言うとゼーダスは「仕方ねぇよい」とこたえる。


「それじゃみんな攻める時になったらお前たちを呼ぶからその日までに備えておいてくれ」

「わかった」

「僕様もわかった」

「わかったよい」


 ゼブルス、スペルダ、ゼーダスの三人は返事をしたあと作戦会議は終わり私達はそれぞれゴールン都市を攻めるための準備を始めた。




 俺、イツク・コウタはギルドマスターとの話し合いを終えたあと宿屋で休んで数時間後にマルセがスルカを担いで帰ってきた。マルセが宿屋で俺の部屋に来て


「コウタさん。スルカのやつは助けてきましたよ」

「ああ。マルセ。助かったよ」

「いえいえ。コウタさんの頼みでしたらいくらでも行きますよ。それよりトリニティの奴らは動きだしそうですか?」


 マルセは俺に聞くが正直それにしてはなんとも言えないな。


「俺からは何とも言えない。だが奴らも警戒はしているだろう。こちらも油断しちゃダメだ。今日ギルドマスターの知り合いが帝国側から三人も加勢に来たからな。これ以上戦力を整えられたら困るもしれないから近いうちに攻めてくるかもしれん」


 俺はマルセに言うとマルセは


「実はスルカを助けに行った際にトリニティの異能を使う女に出会いまして。そいつは倒して殺そうとしたんでしょうが別のトリニティの男がきてそいつに連れていかれたんです」


 トリニティの異能を使うものも動き出したか。なら奴らは本格的に動き出すかもしれんな。


「なら俺たちも戦力を整えておかないといかないな。キヅラはどこいった?」

「キヅラなら今から呼んでくる。後私もしばらくはコウタさんとは別行動しますね」

「別行動?それは構わないけど一体何をするの?」

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