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トリニティ 計画

「やっとっすかクナン!自分はもううずうずしてるんっすよ!」

「君のは異能のせいでもあるだろうね。君のトリニティは肉体系異能のトリニティだからね」


 私がクズルアに言うとクズルアは「それもあるかもっすね!」と笑いながら言う。


「でも自分はまだアガベほど自惚れてはいないっす!自分はまだ異能使いとしては」

「君の場合はそんな細かいことは考えなくていい。普通に体を動かしていればいいさ。ただ加減というものを覚えればいいだけだよ。ま、今回に関しては敵だから加減する必要はあまりないがね。君が戦闘経験を積みたいならゆっくり気長に戦うといい。最終的に戦力を潰せれば問題ない」


 私がクズルアに言うとクズルアは「了解っす!」と嬉しそうに言う。

 私達は組織の幹部が集まる部屋に集まると私はいつも自分の座る席に腰をかけ


「諸君。よく集まってくれた。これより私たちは本格的にゴールン都市を攻め落とす」


 私はトリニティの幹部達に言うと幹部の一人であり私がこの世界でもっとも信頼しているゼブルスが


「やっとか。首を長くして待っていたぞ」

「すまないな。最初に一気に攻めまくったからあとはやんわりといこうと思っていたがもうゴールン都市の奴らはたいせいをたてなおしてきている。だからこそ次は完全に落とす。まずはゴールン都市で殺すべき人物を言うぞ。ゴールン都市のギルドマスターとイツク・コウタは最優先事項で殺せ。あいつらが生きていれば今ゴールン都市を落としてもいずれまた攻めてくるかもしれん。万が一の可能性も潰しておかねば」


 私は幹部達に言うとゼブルスを含めトリニティの幹部五人のうちの一人が


「クナン様さぁ。アガベはどうしたの?」

「やつには今罰を与えている。だから今回の作戦には参加させない」

「え?それじゃなんで僕様あいつのトリニティの異能とりに手伝わされたわけ?これじゃ意味ないじゃん。僕様のしたことは無駄ってこと?」

「スペルダ。今は黙って話を聞いていろ。お前は戦うしか脳がないんだから」


 幹部の一人、スペルダが私に意見しているとゼブルスがわってはいり、スペルダに言う。


「あ?僕様お前に喋りかけてないんだけど?熱やろうは黙ってろ」

「お前こそ黙っていろ。ややこしくなるからな。クナンの言う通りにすればいいんだ」


 ゼブルスとスペルダは互いににらみあう。こいつらは実力はあるが仲が悪い。だから極力一緒にはいさせたくはないんだが


「みっともないことしてるんじゃねぇよい。クナンの前だよい」


 スペルダの隣に座る頭がモヒカンの髪型が特徴の男が言う。


「ゼーダス。お前も黙ってろ。バカなんだから」

「そうだぞ。バカは黙ってろ」

「二人ともひでぇよい」

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