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1か月後

016 1ヶ月後

 アキラは砕いたソウクの死体に対し言った後部屋に入ってきた3人のうちの最後の1人が


「それで?どう動くんですの?アキラ」


 かみのけが金髪でショートヘアの女性がアキラに言う。


「どう動くも何もしばらくは動かん。ただ情報収集はする。お前の異能なら簡単だろ?イズミ」


 アキラは金髪のショートヘアの女性、イズミに言うとイズミは


「もちろんですわ。では私は情報収集にはげみますのであなた達2人はアキラのこと任せますわ」

「あなたに言われるまでもなく」

「決まってんだろ。俺っちはちゃーんとアキラちゃんといるぜ」


 イズミは部屋から出ていくとその場にはアキラ、ソン、クナンはアキラと今後どうするか話し合っていた。




 俺がアワレテ村で生活を始めて1ヶ月、マルセに爆炎の異能を教わりながらアワレテ村での日々が続き、スローライフをおくっていたある日、クズシが


「コウタ。もう君は村から出ていくといいよ」


 え、いきなりなんで?俺この1ヶ月、村の迷惑になるようなことしたっけ?


「い、いきなりなんで?俺何か悪いことを」

「いや。お前を村に連れてきた時点でいずれはアワレテ村から旅立たせようと思っていた。お前はもうマルセともうまくいっているようだし、マルセと一緒に村から出ていくといい。アワレテ村から1番近い都市はゴールン都市だ。しばらくはそこを根城にするといい」


 クズシは俺のことを心配してしばらく俺のこと面倒見ててくれたのか。感謝してもしきれないな。


「ゴールン都市って王国に近いのか?俺はできれば王国からはなれたとこで生活したいんですが」

「安心しろ。ゴールン都市はアーブルル王国とエンディグ帝国の中間くらいにある場所さ。ちなみにマルセも王国で問題を起こしてしまったから王国の冒険者からはいい目で見られていない。その配慮もこめてゴールン都市をおすすめする」


 クズシは俺に言うと俺は


「そうか。わかった。ありがとうクズシ。じゃお言葉に甘えて村から出ていくよ。でももうしばらくはいさせてくれ。クズシへの、村の人達へ恩義を返したいからな」

「恩義だなんてそんな。俺は当たり前のことをしただけさ」


 クズシは当たり前のように言う。それが当たり前のように言えるのが凄いんだよな。

 俺とクズシが話をしていると俺たちの前に1人の男が現れる。


「クズシさん!お疲れっす!」

「ああ。ヨウクか。お疲れ様。村の外はどうだった?」


 クズシは俺たちの前に現れた男、見た目は顔は普通な顔だが口もとに横線で一文字の傷があり、体には白い鎧を上に着ており下は黒いズボンを履いた男、ヨウクに聞いた。

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