マルセ参戦
スルカの前に現れたのはマルセでマルセはメガネの男を爆炎でふきとばす。
「ほう。これはこれはいい感じに実戦に来てみればまさか大物がつれるとは」
「お前。トリニティの奴だろ?スルカはコウタさんの大事な人なんだ。殺させはしないわ」
マルセは本を持つ女に言うと女は
「アガベの名はアガベ・ソウカ。今から学のない愚かなお前を殺す者だ。冥土の土産に覚えときなさい!」
アガベと名乗った女はマルセに向かって本を開き
「アガベの異能は一つだけではない。いでよ!キメラ!」
アガベが叫ぶと本の中から合成された魔獣が出てくる。
「キメラねぇ。こんなもんで私が倒せると思ってんの?」
「無論だとも。アガベの異能、秩序を使いキメラにはいかなるダメージも通らなくする。そして秩序を使えばお前らは異能は使えん」
アガベは勝ち誇ったように言うとマルセは
「何を勝ち誇っているの?キメラにダメージが通じないだけでしょ?別にそれくらい問題ないわ」
マルセは爆炎でキメラをふきとばすとアガベに急接近する。
「そうくるか!」
「そりゃそうでしょ。ダメージをくらわないならとばすに限るわ。異能で召喚したあなた本体を叩けば問題ないし」
マルセはアガベに言うとアガベは笑いながら
「あははは!いいね!最高だよお前。学がなく無知で弱い奴の相手ばかりで退屈していたがお前は学びがあるかもしれんな!」
アガベはマルセに接近するといつ本の中に隠していたのか先ほど飛ばしたはずのメガネをかけた男が本の中からでてくる。
「いつの間に本の中に戻したんだか」
「いやいや。アガベのトリニティブックの異能が一つ、ザ・メモリーでこいつは何回死のうがいくらでもでてくる。こいつはもはや死人も当然。生きたまま本に取り込んでやったがな!」
アガベはにやけながら言うとマルセは
「趣味の悪い女。私はあなたみたいな外道は嫌いよ」
「アガベが外道?やめてよそんな興醒めなことをいうの。せっかくアガベはあんたを対等にみれるレベルに評価をあげてやっているのにそんな言われ方したら弱く見えてしまう」
アガベは本からまた魔獣を作り出しメガネをかけた男と魔獣で同時にマルセを襲わせる。
「対等なレベル?私はあんたのことを対等とも思ってない。だって正直あんた弱すぎるもの。そこで今気絶してるスルカだってしばらくすればあんたよりは強くなるわ。あんたはただのレアな異能をもらった異能頼りの外道女。それだけの存在よ」
マルセはメガネをかけた男と魔獣を爆炎でふきとばしたあとアガベに一気に近づき
「それじゃさよなら」