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アーブルル王国と生徒

「ぶ、ぶふぅ。そ、それは」


 ソウクはどう言い訳しようか考えているとアキラとソウクのいる部屋に3人の人が入ってくる。


「アキラちゃーん。そんな豚男いじめたところで面白くないだろ?」


 3人のうちの1人、見た目がチャラく、口に丸いピアスをしている顔色の悪い男が言う。


「ソン。これはいじめではない。仕事の話だ。俺の部隊に無能はいらない。ソウクがもし仕事を出来ていないなら俺にもそれ相応の考えがあるというだけだ」


 アキラはチャラい男、ソンと呼んだ男に言う。


「ふーん。まぁいいや。俺っちはその豚男が同じ部隊の仲間とは思ってないし、そもそも同じクラスメイトとも思ってねぇから。豚小屋からたまたま教室にきて異世界召喚?にまぎれた?的な感じだから」


 ソンはソンクに対し言うとソンクは


「僕もお前みたいなバカチャラいやつ同じクラスのやつと思ってないよ。痛ピアス」


 ソンクはソンに言うとソンはソンクの足を踏み潰す。


「ぐぁぁぁ!」

「口には気をつけろ?豚男。お前なんてアキラちゃんが拾わなんだらゴミ以下の存在なんだからよぉ。なぁ?始末すんなら俺っちがやるぜ?地面と永遠に合体させてやるよ」


 ソンはアキラに言うとアキラは


「そうだな。だが一度の失態で殺すのも可哀想だとは思うが残念ながらソンク。お前にはもはや価値はない。お前はだから俺たちが見せしめに殺す。使えないやつはどうなるかという意味でな」

「ぶ、ぶふ!待ってください!僕はまだ」


 ソンクが頭を上げようとすると部屋に入ってきた3人のうちの2人目がソンクの頭を掴んで地面に叩きつける。


「うぶっ!」

「アキラ様。どうなされますか?アキラ様が処罰をくだされるのであれば私がおさえておきます」


 ソンクの頭を地面に叩きつけた男、顔にメガネをかけており、髪の毛はオールバックに黒髪。体はガタイがかなりいい男だった。


「クナン。ソウクは俺が殺すからそのまま抑えておいてくれ」


 クナンと呼ばれた男は「かしこまりました」というとソウクは暴れようとするが


「無駄な抵抗はやめろ。正直に言ってやる。俺はお前が嫌いだったから仕事が成功しようが失敗しようが殺す気だった。俺の部隊に入りに来たことを後悔するんだな」


 アキラはソウクに触れるとアキラは


「石になれ」


 アキラがソウクに言うとソウクの体は石に変化していく。ソウクの体が石に変化した後アキラはソウクの体をなぐり粉々に砕く。


「石にする異能を持つやつが石になって砕かれて死ぬなんて滑稽なことだ」

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