表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
147/460

トリニティ 4

 コウタ達がゴールン都市につき、トリニティの構成員を殺した後、とある場所のトリニティの拠点では


「おいあいつとの連絡が途絶えたぞクナン」


 トリニティのこうせい員の1人ゼブルスが言うとゼブルスの近くにいたクズルアが


「へー。まだゴールン都市には抵抗できる奴がいたんすね。今度は自分が行ってもいいっすか?」


 クズルアは近くにいたクナンに言うとクナンは


「まぁ待て。大体予想はついている。私達と魔王の契約で奴らは王国をてにした後、帝国をせめる。であれば王国には微塵も恩がない、そしてゴールン都市でしばらく活動していたあいつ。コウタ達だろ」


 クナンはクズルア、ゼブルスにいうとゼブルスが


「へぇ。あいつまだ生きてたんだ。てっきり魔王にやられたかと」

「魔王はまだ本調子ではないから殺さないだろう。それに奴には生きていてもらわないと困る。今のところはな。だがゴールン都市をおとすのに邪魔なのも事実。どうしたものか」


 クナンが悩んでいるとクナンの前に1人の男が立つ。


「大将。おいらに行かせてくれないか?」

「お前は確か、シルト・ゼルトだったか?」

「おう。おいらは最近入ったシルトです。ゼブルスの兄貴ならおいらの実力わかるかと」


 シルトと名乗った男が言うとゼブルスは


「確かにそいつはまぁまぁ使えたはずだ。一応トリニティに入りたいやつの試験は俺がうけおっているからな。この組織にまともな奴がいないからな」

「なーに言ってるんすか。自分は異能以外はまともっすよ!」

「まともじゃないよ。全く。それじゃシルトが行くついでに俺もゴールン都市を見てくる。ま、俺がイツク・コウタの実力を見てきてやるよ。この前はクズルアを優先したからな」


 ゼブルスがクナンに言うとクナンは


「ふ。そうか。それじゃゼブルス。君に任せるよ。あと、シルト君?だったかな」

「はい。おいらはシルト・ゼルトです」

「お前ら2人にゴールン都市の調査を任せた。もし2人でおとせるようならおとしてきてかまわない。それじゃいけ」


 クナンは2人に言うと2人はクナン達が話していた建物から出ていく。2人が出て行った後クズルアは


「なんで自分も行かせてくれなかったんっすかー!」

「まだその時ではない。それだけの話だよ。お前はいずれ特化戦力として役に立ってもらう予定だからな。お前は命令を聞いてくれるかもしれんがあいつは多分個人的に行動するだろう」

「あー。確かにそうだね。アガベは自分のためにしか行動しないだろうね。でもクナンが言ったんだよ?お前がトリニティにいる間は好きにしていいって」


 クズルアはクナンに言うとクナンは「そうだな」と首を縦にふるだけだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ