スルカ・メルサ 2
俺が2人を納得させると俺はスルカの拘束をとき
「とりあえず今日は帰ってくれ。また明日ギルドマスター室で話そう」
「わかった。ありがとうイツク君。君のことを自分は好きになりそうだよ。とても魅力的すぎてね」
スルカは俺たちの泊まる部屋を出た後俺はマルセに背中をつままれ
「女たらし」
「たらしなの!」
「たらしね」
「お、お口がよくまわりますね!」
マルセとチウルス、キヅラの3人からどくをはかれた後マリネットにフォロー的な感じで言われた。
女たらしって。普通の対応だと思うけど
「コウタ兄ちゃんに任せられないから明日はチウもついてくの。わかったの?」
「わ、わかったわかった。ついてきていいよ。キヅラもくるかい?」
「もちろん。ギルドマスターには会いたくはないけどコウタがあいつに会うなら私も行くわ。マルセとマリネットは留守番していなさい」
キヅラは2人に言うとマルセは
「仕方ないわね。譲ってあげるわよ。今回はあなた達2人の方が適任そうだし」
「わ、私はみ、皆さんにお任せします」
マルセは呆れながら言った後マリネットはおどおどしながら俺に言う。そんなに不安かな。俺1人だと
「俺はシナコのところに行くからお前たちはまだ休んでてくれ。ここんとこずっと戦ってばかりだったし休める時に休んでくれ」
俺はマルセ達に言った後マルセ達のいる部屋を出た後シナコやマナカのいる部屋に向かう。
とりあえず宿屋の主人にシナコ達が泊まっているか聞くと部屋を教えてくれた。この宿屋大丈夫か?名前だしただけで部屋を教えてくれるとかプライベートもクソもないな。俺は教えてくれた部屋に向かい扉をノックするとシナコが出てくる。
「あー!コウタだ!コウタコウタ!」
「お、おう。シナコ大丈夫か?」
「私?大丈夫大丈夫ー!私は大丈夫だよー。あははは」
シナコは天井を見ながら笑う。まだ前の状態から戻ってないらしい。部屋の中からマナカも出てくると
「コウタか」
ギラついた目でマナカが俺を見てくる。ミチルにサザメがいなくなったことで怒っているのか?
「他のみんなはこの中立都市に住むらしいです。マナカはしばらくは1人で行動させてもらうです。シナコのこと任せてもいいですか?」
マナカは俺に言うと俺は首を縦にふる。
「助かるです。マナカはゴールン都市にはいる予定ですから安心してくださいです。ただ単独で行動するだけですから」
「ああ。わかった。無茶だけはするなよ」
「ふふ。わかったです。サザメにも言われてるから大丈夫です。心配してくれてありがとうです」
マナカはそれだけ言うと部屋からでていき俺もマルセ達のいる部屋にシナコと一緒に移動した。