表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
146/460

スルカ・メルサ 2

 俺が2人を納得させると俺はスルカの拘束をとき


「とりあえず今日は帰ってくれ。また明日ギルドマスター室で話そう」

「わかった。ありがとうイツク君。君のことを自分は好きになりそうだよ。とても魅力的すぎてね」


 スルカは俺たちの泊まる部屋を出た後俺はマルセに背中をつままれ


「女たらし」

「たらしなの!」

「たらしね」

「お、お口がよくまわりますね!」


 マルセとチウルス、キヅラの3人からどくをはかれた後マリネットにフォロー的な感じで言われた。

 女たらしって。普通の対応だと思うけど


「コウタ兄ちゃんに任せられないから明日はチウもついてくの。わかったの?」

「わ、わかったわかった。ついてきていいよ。キヅラもくるかい?」

「もちろん。ギルドマスターには会いたくはないけどコウタがあいつに会うなら私も行くわ。マルセとマリネットは留守番していなさい」


 キヅラは2人に言うとマルセは


「仕方ないわね。譲ってあげるわよ。今回はあなた達2人の方が適任そうだし」

「わ、私はみ、皆さんにお任せします」


 マルセは呆れながら言った後マリネットはおどおどしながら俺に言う。そんなに不安かな。俺1人だと


「俺はシナコのところに行くからお前たちはまだ休んでてくれ。ここんとこずっと戦ってばかりだったし休める時に休んでくれ」


 俺はマルセ達に言った後マルセ達のいる部屋を出た後シナコやマナカのいる部屋に向かう。

 とりあえず宿屋の主人にシナコ達が泊まっているか聞くと部屋を教えてくれた。この宿屋大丈夫か?名前だしただけで部屋を教えてくれるとかプライベートもクソもないな。俺は教えてくれた部屋に向かい扉をノックするとシナコが出てくる。


「あー!コウタだ!コウタコウタ!」

「お、おう。シナコ大丈夫か?」

「私?大丈夫大丈夫ー!私は大丈夫だよー。あははは」


 シナコは天井を見ながら笑う。まだ前の状態から戻ってないらしい。部屋の中からマナカも出てくると


「コウタか」


 ギラついた目でマナカが俺を見てくる。ミチルにサザメがいなくなったことで怒っているのか?


「他のみんなはこの中立都市に住むらしいです。マナカはしばらくは1人で行動させてもらうです。シナコのこと任せてもいいですか?」


 マナカは俺に言うと俺は首を縦にふる。


「助かるです。マナカはゴールン都市にはいる予定ですから安心してくださいです。ただ単独で行動するだけですから」

「ああ。わかった。無茶だけはするなよ」

「ふふ。わかったです。サザメにも言われてるから大丈夫です。心配してくれてありがとうです」


 マナカはそれだけ言うと部屋からでていき俺もマルセ達のいる部屋にシナコと一緒に移動した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ