スルカ・メルサ
「まぁまぁそこをなんとか。仲良くしましょうよ。自分はゴールン都市の応援としてきたんですから」
「帝国が人助けなんて信じられないの!帝国の民しか助けない帝国民が今更ゴールン都市の人を助けようだなんて信じられないの!」
チウルスはスルカに向かって叫ぶとスルカは「はぁ」とため息をつき
「じゃどうしたら納得してくれるんですか?自分は本当に帝王陛下の命令できたんですよ?」
「裏があるとしか思えないの!そう簡単にチウは信じられないの!」
チウルスがスルカに向かって叫ぶとキヅラもスルカに近づき
「そうだな。私も信用できない。長い間帝国の奴らは侵略行為しかしてこなかった。むしろギルドマスターがどうして帝国と共闘しようとしているかも私にはわからん」
「それはアーブルル王国がもはや魔族のてにおち、更にはゴールン都市がトリニティとかいう組織に狙われているからではないですか。というか自分はこんなこといいたくありませんけど自分のことを帝国軍人と言って責めるならあなた達の仲間のイツク君は責めないですか?」
スルカが俺の名前を出すとチウルスはスルカの顔を殴る。
「お前にコウタ兄ちゃんの何がわかるの!コウタ兄ちゃんはチウを救ってくれた大事な人なの!バカにすることは許さないの!」
「馬鹿にするとかそんな話じゃないよ。ただ自分のことは差別するのにイツク君のことは責めないのはおかしくないかと思うだけです」
スルカが俺に対してのことをいうとチウルスがまた手を出そうとすると俺はチウルスが手を出す前に俺はチウルスの腕を掴んで
「そこまでにしないかチウルス」
「コウタ兄ちゃん!?お、お帰りなさいなの」
「ああ。ただいま。それよりそいつのいうことは一応筋は通ってる。だからこの話はあとは俺がつける」
俺がチウルスに言った後俺はスルカの前に立ち
「こうなることはわかっていたはず。なのになんでここにきた」
「今までの帝国軍人とは違うことを誠意をもって信頼をかちとるのは当たり前のこと。だから自分から交友を深めようと」
「俺だからいいがチウルスやキヅラ相手にいきなりは無理だ。だからさっきの話し合いの時に後日と言ったのに」
俺はスルカにいうとスルカは
「自分は頭はあまりよくないしこういうことに頭をまわすのは難しい。だからこうして体を張るのがしょうにあってる」
今までの帝国軍人とは違うか。確かに問答無用とかはないし、ちゃんと自分からこうやってこういうを深めにきている。
「チウルス。こいつの件は俺に任せてくれないか?キヅラも」
「・・・コウタ兄ちゃんが言うなら、わかったの」
「コウタがそれでいいなら私はかまわないわ」