帝国の軍人
「スルカ殿。よく来てくれたのじゃ。ささ。座ってくだされ」
ギルドマスターは自分の隣にスルカを案内するとスルカはギルドマスターの隣に座る。
「ギルドマスター。俺は帝国軍人はあまり信用ならないんだが」
「あ、そうじゃった。コウタさんに話をしておかないといけないんじゃった。帝国は今変わったんじゃ。大いなる意志というものには変わりはないがそれをちゅうさいするものが変わったんじゃ」
ちゅうさいするやつ?間にそんなやつがいたのか?帝国には?
スルカが頭をかきながら
「いやぁお恥ずかしい。自分もあの、クソ男にいいようにされていましたから。ですがやつにはそれ相応の罰をうけてもらったあとに跡形もなくなるくらいにまで始末しましたから。もう大丈夫です」
スルカは俺に言うと俺は一旦立ち上がり
「すまない。一旦この話はおいといてくれ。今日のところは帰る。流石に帝国軍人がいきなりいい人になったは気分が悪い」
俺はスルカとギルドマスターに言った後スルカは
「わかりました。自分もむしのいい話をしていることは知っています。だから明日、また話を聞いてくれると嬉しいです」
「そう、だな。俺だけでは決めれないから明日は仲間を連れてくる。それではな」
俺はギルドマスター室から出るとアルカナが
「良いのですか?主人様。あの人はかなり強いですよ」
「強いとかの問題じゃないんだよ。俺がよくてもチウルスが知らなかったら気分悪いだろ」
「そうですか。わかりました。主人様に従いますので。それで廃棄場には行くのですか?」
アルカナは俺に聞くと俺はアルカナに「ああ」と答え、廃棄場に向かった。
廃棄場につくとサザメが座って待っていた。
「お、来てくれたか。コウタ」
「ああ。話を聞きたかったからな」
俺はサザメの隣に座るとサザメが
「ほんと、お前はこの世界に来てから変わったな。こんなに差をつけられるとはおもわなかった」
「なんだいきなりそんなことを言い出して」
サザメはたそがれながら俺に言うと
「わいは1人でアーブルル王国に戻ろうと思っている」
「お、おまえ、正気か!今のアーブルル王国は」
「魔族に支配されていると言いたいんだろ。大丈夫。わいがいなくてもお前がいるからな」
サザメは俺の胸に手を当てた後俺は
「だがお前には守るべきやつが」
「ああ。マナカにはもう話してある。かなり揉めたけど大丈夫。お前がいるからと言ったら納得した。後シナコは、あいつはここに来てからずっと意識を失ってる。なんでかわからないしいつ起きるかもわからんみたいな状態だ」