アワレテ村での暮らし
「ぶふ!ゆるしてくれないかな?ち、調子にのってわるかった!本当に悪いと思ってる!だから見逃してくれ」
「見逃すのはいいけど条件がある。俺も別にクラスメイトのやつを殺したいわけじゃないからな」
俺はソウクに言うとソウクは
「じ、条件?なんですかぶふ!」
「金輪際この村には手を出さないこと。後俺の存在を伝えないこと。この2つの条件をのむなら逃がす。のまないならお前をアワレテ村に連れ込んで村長にどうにかしてもらう」
「ぶ、ぶふ!わ、わかった。その条件のみます!アーブルル王国にいる同級生のみんなにはアワレテ村には手を出すなと伝えるぶふ!だから逃して」
ソウクは土下座しながら言うと俺は
「いいだろ。なら早く行け。俺は別にお前に興味はないしクラスメイトも今やどうでもいい。俺はこの村でゆっくり暮らすだけだ。ただ邪魔をするのであれば容赦はしない」
「ぶ、ぶふ。わかった。そ、それじゃね。コウタくん」
ソウクは森から出て行きソウクの姿が見えなくなった後俺はマルセのいるところに向かう。
「マルセ。おはよう」
「あらコウタさん。おはようございます。今日はどういったご用件で?」
マルセは俺に聞くと俺は
「実はお前の呪いを喰った時にお前の異能が使えるようになったんだよ」
俺がマルセに言うとマルセは驚き
「そ、そうなんですか?私の爆炎の異能を使えるようになるなんて。そんな異能聞いたこともありません。いや、そもそも呪いもちの呪いを喰うというのも聞いたことがない。かなり特異な異能なんですね」
「そうだな。俺の異能は特異だと思う。それでこの爆炎の使い方を教えて欲しいんだ。コントロールできずに暴発させてしまったら嫌だからさ」
俺はマルセに言うとマルセは「もちろんですよ」と答え
「あなたは私の呪いをたべてくださり私を助けてくださった恩人。私にできることならなんでもします」
「ありがとう。それじゃお言葉に甘えさせてもらうよ」
俺はアワレテ村で1ヶ月、マルセに爆炎の異能の扱いを教わりながらアワレテ村で異世界での暮らし方を教わりながら異世界の暮らしを満喫していた。
コウタがソウクをアーブルル王国に帰して3日ほど経ったころ、アキラはソウクのことを呼び出していた。
「おい豚男。お前アワレテ村での仕事はちゃーんとしてきたんだろうな?」
「ぶ、ぶふ!当たり前だよ!ちゃんと仕事はしたよ!」
ソウクはアキラの前で土下座しながら言うとアキラはソウクに近づき
「嘘をつくな嘘を。俺は証拠もない言葉は信じないんだ。なんで呪いもちの遺体を持ってきていない?俺は持ってこいと伝えたはずだ」