生贄
「計画、だと?」
ミカヅキはセクヤに言うとセクヤは
「せめてもの慈悲で教えてあげるよ。お前は魔族復活のための生贄になるんだ。そして魔王の力を私は得る」
セクヤはミカヅキに言うとミカヅキは
「お前はバカなのか。魔王など存在しな」
「私はそこまで愚かじゃない。魔王は存在する。ただ父が魔王という存在をくうそうの人物にしただけ。魔王は今封印されている。だからアーブルル王国の民とお前を生贄にし、私は魔王の器となって魔王を復活させるのだ」
セクヤはミカヅキに言うとミカヅキは
「ひれ、ふ、ごふっ!」
「無理をしない方がいいぞ?ミカヅキ。お前はもう異能を使えるほどの体力はなかろう」
セクヤは地面に倒れるミカヅキを見下しながら言うとミカヅキのそばにいたシナコはミカヅキを庇うように前に立つ。
「なんのつもりだマシラギ・シナコ。そこをどけ」
「私をどかしたいなら殺せばいい。でもそれはできないでしょ。ビビリなあなたは」
シナコはセクヤに言うとセクヤはシナコの顔を殴り
「殺せなくても死なない程度に痛めつけるくらいはできる」
「そう。でも私は自分の傷を治すこともできるのよ。私の異能は傷を治し回復する異能。いくら私を傷つけようとも」
シナコが自分の異能について説明していても容赦なくセクヤはシナコに攻撃する。
「ぐっ!」
「確かに私は異能は戦闘向きではないしミカヅキの異能にも敵わん。だがお前を痛ぶるくらいなら簡単にできるぞ」
「そう。なら好きにするといいわ。私はあんたの攻撃をくらっても傷をなおしていくから」
シナコはセクヤに無抵抗でいるとセクヤの背後から
「まだか王様。私も暇じゃないんだが?」
「あ、あなたは、クナン!」
セクヤの背後に現れたクナンにシナコは驚くとクナンは普通に
「よ。シナコ。私はそいつと王様を連れて教会に行かなければならない。だから道を開けてくれ」
「そう言って簡単に通すと、でも」
シナコがクナンに言った後シナコの前からすでにクナンとセクヤ、ミカヅキがある程度の距離をあけて逃げていた。
「シナコ。お前は私達を逃したという結果だけが残る。後逃がさせてもらったお礼にいいことを教えてあげよう。君たちの拠点に私の仲間が向かった。早くかせいにいくといい。ま、もうすぐここにキヅラという奴が来ると思うがな」
クナンはシナコに言った後シナコはクナンの言葉を聞いて迷っている間に3人は逃げていった。
「キヅラ。来るなら早くきて。そうしないとまにあわなくなる。クナンは本当にやばい存在になってる。はやくとめないと!」