乱入
「お前らは、一体なんなんだ!」
俺はタンドを丸い球体に変えた奴らにいうと銀髪の男は
「自分らはトリニティという組織っす。そして自分の名はクズルア・アベン。トリニティのリーダーはクナン様っす」
クナンがリーダー!?どういうことだ。奴はアキラに心酔していたはずだ。だからあの時もアキラを連れて逃げたんじゃ
「お前はイツク・コウタだな」
クズルアと名乗った男の隣にいた赤い髪が特徴の男が俺にいうと俺は
「そうだ。俺がイツク・コウタだ」
「お初にお目にかかる。俺はゼブルス。トリニティのこうせい員だ。クナンからはこの城にお前がいれば自分のことを話していいと言われている。そしてアキラには利用価値があったからしたについていただけとも言っておいてくれとな」
アキラには利用価値がある?あんな奴が?あんな奴のどこに利用価値が
「自分らの用は済んだっすからねー。後は好きにしていいっすよ」
「まて!それをどうするつもりだ!」
俺は丸い球体に変えられたタンドを指すとクズルアはにやけ
「ねぇゼブルス。こいつに見せてもいいっすか?自分の異能」
「はぁー。かまわねぇさ。お前がそれでいいならな」
ゼブルスは呆れながらクズルアに言うとクズルアは丸い球体に変えられたタンドを口の中に頬張る。
ごくん!
「ふぉー!力がみなぎるっす!最高っす!これがタンドの、異能殺しの身体能力っすか!半端ないっすよこれ!」
クズルアはゼブルスに言うとゼブルスは「当たり前だろ」と言った後に
「クナンが選んだ奴なんだ。そうでなくてはお前の異能の一部にするには勿体なかろう」
異能の一部にする?タンドを丸い球体にしてのみこんだだけでタンドの身体能力が身につくとかおかしすぎだろ。
俺はクズルアを睨みながら思っているとクズルアはいつの間にか俺の背後に立っていた。
「!?」
「これが噂のイツク・コウタねぇ。クナンが過大評価しすぎなんじゃないっすかね。自分の動きもどうやら見えていなかったようっすからね」
「イツク・コウタはイツク・コウタが強いわけではない。お前と同じレア異能もちなんだよ。クズルア。それもトリニティとは比べられないくらいに強いらしい」
「それはすごいっすね。ぜひお手並み拝見と行きたいっすがこれ以上かってすればゼブルスが怒りそうっすからやめとくっす」
クズルアはそれだけいい残しゼブルスと共に俺の前から去る。
「なんなんだ。なんなんだ!あいつらは!」
トリニティってなんだ!タンドの力を取り込んだってなんだ!そんなもん
「チートとかではありませんよ。主人様。そうなれば主人様は神チートになってしまいます」