VSタンド
俺はタンドに向け爆炎をくらわせるがタンドは真正面から俺の爆炎を装備していた大剣で斬る。
炎をきるとか化け物かこいつ!
「俺は化け物とかそんなちゃちなもんじゃないからな。俺は異能持ちには絶対負けない。どれだけ特殊性のある異能でもな!」
タンドは俺に大剣をふるい、俺は糸の異能でタンドの攻撃をとめる。
「ほう。お前は複数の異能を使えるのか。なかなか興味深い奴がいるとはな」
「俺こそそんな重そうな大剣を軽々とふるうお前に驚いてるよ」
俺がタンドに言うとタンドは軽く笑い
「そりゃそうだ。俺は異能は使えないがその代わりお前ら普通の人間よりは身体能力がかなり優れている。だから」
俺の糸にたいし無理やりタンドは大剣を押し込んでくる。
「ごり押しでいくぜぇ!」
「俺の切断糸が効かないなんて」
「この前は簡単に砕かれたからよぉ。かなり強固にしてきたんだぜ。ありがたくおもいなあ!」
全然ありがたくないよ畜生!
俺はとりあえず糸でいなしてタンドの攻撃を避けたがタンドの大剣が軽くかする。
「うぐっ!」
「主人様!」
アルカナが隣に現れ俺が軽く斬られた腕をキヅラの異能で治癒する。
「治癒の異能まで使えるのか。いや、違うか。傷口を傷ができる前の体にまで戻した?というところかな?」
タンドは俺に言うと俺は
「そう、だ。よくわかったな」
「ふん。治癒にしては傷の治りがその箇所だけとははやすぎる。ただそれだけのことよ」
タンドはまたも大剣で俺に斬りかかるが俺はそれを糸で何度か逸らす。遠距離攻撃ならこのペースだときついが近距離なら
「ふむふむなるほど。お前のその糸の使い方なんとなくだがわかったぞ。それは近距離で強い糸だろ?」
タンドは俺に聞くがそんなもんもちろん教えるつもりはない。
「さあな。なんで敵のお前にそこまで教えてやらねえとだめなんだ」
「まぁそれが普通だよな。どちらにせよ関係ないか。俺からすれば。準備体操も終わったしそろそろマジでやらせてもらうわ」
は?今までのが本気じゃない?それはやばすぎだろ。正直俺はこいつの攻撃を切断糸でいなしているのがやっとなのにこれ以上はやく攻撃されたら本気でやばい!
「それじゃ、行くぜ!」
タンドは一瞬俺の目の前から消えたと思ったらすでに俺の隣に立っていた。
「まずは腕一本もらうぜ」
タンドは俺の右腕に蹴りをくらわせ俺の右腕がめきめきめきっと骨が砕けるような音がした。
「あ、がぁ!あぁぁぁ!」
なんだ、なんなんだ今の速さ。冗談じゃないぞ。目でおえなかった。なんだあの動きの速さは!