計画
「私はこんな状態になってしまったいじょう私はここに残る。ここには私達を信じて集まってくれた王国の民もいる。せめて彼らは守らないと」
スクレンは俺に言うと廃墟の中で暮らしている人達をみる。
そうか。ここには俺のクラスメイトだった奴らだけでなく他の奴らもいるのか。スクレンやシナコ達のことを信じてくれたなら確かに守ってやらないとな。
「私達は城へのり込む計画をしていたんだが私はこの様だ。だから私はここに残って防衛するよ。城にのりこむやつらだが私はコウタ達を推薦する。お前らはみたところかなり強いから」
スクレンは俺に言うとシナコは
「待って。コウタが行くなら私も城に行くわ」
「待てシナコは怪我をした人のために残っていてほしいんだが」
スクレンはシナコにいい、シナコは嫌そうな顔をする。しかたないここは
「キヅラ。ここに残ってくれないか?」
「ん?私?マリネットの方が良くない?」
キヅラはマリネットをさしていうとマリネットは遠慮がちに
「い、いやいや。私の糸は回復糸はありますがあくまで応急処置的なものですから。キヅラさんみたいな感じの回復はできませんよ」
「いやそもそも私のやりかたはあまり良いものではないと思うが」
キヅラはマリネットに言うとマリネットは
「・・・確かに私が残った方がいいかもしれませんね。私は運動音痴なので足手まといになるかもしれませんから私が残ります。コウタ様。ここは任せてください」
マリネットは俺に自信満々に言うと俺は「頼んだ」と言う。
「では作戦だが、まぁぶっちゃけ実力こうしだよ。まずはミカヅキを助ける。彼はこの王国をたてなおすには必要不可欠。私達のせいで騎士団は衰退してしまったのだから私達が王国をたてなおさないと」
確かに俺たち異世界人のせいで王国は、騎士団は衰退した。だがオーキ神父やセクヤ王は衰退が目的ではないのか?でないとアキラの自由にさせるなど普通に考えておかしい。やつらの狙いはなんなんだ?
「まずは城にはイツク、シナコ、そしてそこのマリネット?って女以外のイツクの仲間。このメンツで向かってもらう。そして教会にだが教会はサザメとサザメのチームで向かってもらう。大丈夫か?」
スクレンは近くにいたサザメに聞くとサザメは
「問題ないよ。おいのチームの奴らは『ここに来てからなんもしてねーよなー』ってぼやいてるくらいだから気にするな」
サザメがスクレンに言った後、スクレンによる今後の計画の話は終わり、一旦みな自由行動をとるようにした。