プロローグ
俺の名前はイツク・コウタ。どこにでもいる平凡な高校1年生。見た目は平均的で太すぎず、細すぎでもない。髪型は黒上のショートヘアーだ。俺はいつも通り高校に通い自分の教室に入り、自分の席に座って机にうつ伏せになって寝ていると
「ちょっとコウタ。学校に来てすぐ寝るなんて全くもう」
俺の体をつつくこの女の子はマシラギ・シナコ。小学生からの幼なじみで平凡な俺にはもったいないくらいの美人で俺の通う学校では1番の美少女とまで呼ばれている。歩いているだけで他のクラスや上級生はシナコに見惚れ毎日告られているくらいだ。体型はスレンダーで胸はそこそこ?あると思う。髪の色は綺麗な青い色でストレートなロングヘアーだ。
「別にいいだろ。シナコ。俺になんか無理に構わなくていいよ」
「は?なんで私が自分の時間削ってまでかまってやってると思ってるの?私は好きでやっているだけだからかってな思い違いはやめてよ」
いやいや。それだとなお目立つからやめてほしい。俺は学校生活を目立たないように気楽に過ごしたいのに。
俺がそんなことを考えながらシナコをどうしようかと思っていると急に教室の地面に魔法陣的なものがうかびあがる。地面が光だし教室にいたみんなは驚き、慌てるが俺は1人気分が高揚していた。これは、これはまさかの
「異世界転移というやつか!」
俺が興奮気味に叫ぶと教室にいた生徒達は光に包まれ、あまりの眩しさに俺は目をつむり、ある程度眩しさがなくなってきて俺は目を開けるとそこはゲームのファンタジー世界にある教会のような場所で中央に顔の顎から白い髭がたれ、杖で腰を抑えながら立っていた神官?のような男は喜んでいた。
「せ、成功じゃ。異世界の住人の召喚に成功したぞ。王を、王を呼んでくるのじゃ」
白い顎髭をはやした神官のような男は近くにいた修道服を着た男は教会のような場所から出ていくと俺のクラスメイトの1人が白い顎髭を生やした神官に近づき胸ぐらを掴む。
「おい!じじい!ここはどこだ!」
「ここはお前さんらで言えば異世界グランゼル。わしの名はオーキ。そしてわしらのいる国はアーブルル王国、ここはアーブルル大聖堂じゃ。お前さんらはわしの手によって異世界から召喚したんじゃよ。ある目的のためにな。」
オーキと名乗った神官は胸ぐらを掴んでいる生徒に言うと胸ぐらを掴んでいる生徒が
「は?異世界召喚?馬鹿にしてるのか爺さん。ボケてるなら病院にでもいきな」
「残念ながらわしはお前がいうほど老けてはおらん。あまり人を見た目で判断するのはよくない」