279/311
第9章登場人物紹介
【ミカボシとその配下】
ミカボシ
数千年前、カルゥ=イゼルヴィアに住まうウォーカーの一族が作り上げた搭乗型生物兵器。一つの世界を滅ぼすだけの力を持つ、強大でおぞましい一族の切り札。
背中に大量の腕が生えた巨大なワニのような姿をしており、搭乗したウォーカーの一族の指令により三つの形態に変化する能力を持つ。
ミカボシの分身
ミカボシの魔力を用いて作り出された、手駒となる異形のケモノ。他の生物に噛み付き魔力を流し込むことで、対象を自身と同じケモノにしてしまうことが出来る。
おぞましい見た目に似合わず知能があり、獲物を待ち伏せしたり集団による統率の取れた狩りを行うことが出来る。
ウォーカーの残留思念
ベルティレムに力を継承させ、ミカボシ復活のため三千年に及んで暗躍してきた全ての元凶。ベルティレムにあった男だけでなく、一族全員の意識が混じり合う集合意識の化身。




