だらだら生きてるけどなんか文句ある?
父親がベーシックインカムの設計者であり、自分がモルモットとして成功しなければひもとしての生活が終わる話である。
ここで質問が来るのはベーシックインカムとは何かだ。
ベーシックインカム(英: Universal basic income, basic income, UBI など)は、最低限所得保障の一種で、政府が全国民に対して[1][2] 、決められた額を定期的に預金口座に支給するという政策。by Wiki
分かりやすくいうと毎月お金をもらう事だ。ヒモの自分には最高のシステムだ、モブにとって笑いが止まらない話だ。
自分は可愛い幼なじみとか彼女とか揃っていれば特にそれで問題は無かった
転生前まで自分はごく普通の家庭で育った。。。
自分には夢がある、異国少女のハーレムコンプリート、そのために美少女ゲーを集めるのに手を止める事はない
ある日の夜自分はコンビニ帰りの途中、流れ星を見つけ目を瞑ってハーレムを願ってる途中にトラックに引かれて死んだ。まさかトラックのスピードが流れ星のスピードより速いとは思わなかった。いらぬ知識を身につけたものだ。人生最後の教訓が流石にこうなるとは思わなかった。
自分は転生したさい元の体の記憶を持ち合わせている。
その中で印象的なのがいくつかある
父親の口癖は'学校に行く奴は馬鹿ばっかだから学校行くな、己を信じて生きろ!' 自分は深く信じて疑わなっかた。生涯に渡ってモルモットにされてると知るまでは。。。
物に触れる度に時々記憶が蘇る、元の主の記憶が脳内に投影再生される。例えば焼き芋を焼く棒に触れた時、父親との記憶が蘇る。その時父親が教科書を燃やし暖を取った時自分が油を注いで焼き芋を楽しく焼いていた。家族との楽しい思い出だが、ちょっとしたモヤモヤが残る物だ。
自分が今いるのは間違いなく日本だ。地図がちょっとカラフルになっているがあまり気にしない事にしよう。今いるのはソ連領東東京SHINAGAWA区だ。