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昔話(1)
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あれ...何してたんだっけ...
確か、死んで...
ここは...昔の...!
ここはとある町の路地裏。
要は取引とかに使われるタイプのちょっと広い場所。
「クックック...警察もこんなところでやってるとは思わんだろうなぁ」
なんの意味もなく、ただ顔を上げた瞬間。
「!?」
なんだこの化け物....
あいつらは気づいてないみたいだ
黒い渦巻きの中からドロドロした、でも形は保っている。
「キュイイイイッキェェェエッグオオオオオ」
「なんだよ」
ゴシャッバキッ
「うっっぐっ...」
目の前で人の頭が...
こいつはなんだ?
明らかにこの世のものじゃない!
「逃げなきゃ...!」
でもこんなところ誰かいるわけが無い!
もう諦めた。
そんな時に、''彼''は来たんだ。