異世界転生のチャンス!
「う...いてててて」
何ここ
なんか水色のつるつるした...ガラス?みたいなものに囲まれてるみたいだけど...
あ、なんかある。
「スピーカー...?」
キーン
「...あーあー。聞こえてますかー聞こえてますねー」
「勝手に進めないでください。聞こえてるけど。
あなた誰ですか?」
「私は神でーす」
「は?てことは...」
「はい!君は死にました!」
「え!?なんで!?」
「おやまあ。忘れちゃったんですか?
...麗さんのコト」
「あっ...」
そうだった。
私は麗に落とされたんだった。
「てかここどこなんですか?」
「強いて言うならば、転生場所ですかね。」
「転生!?
天国は?地獄は!?」
「いやーだってあなた悪いことしてないですし」
「まあ」
「かと言っていいことしてないでしょう」
うっ図星!
やっぱ神だとなんでもわかるのかな?
もちろんです。
コイツ…直接脳内に...
てふざけてる場合じゃないんですけど!
「とにかく転生手続きしますよ」
「話聞いてー」
「まず転生先をこの中から」
よくあるステータス画面みたいなものが出てきた
えーとなになに?
"地球"
"宇宙のどこか"
"どっかの異世界"
"神のおまかせ☆"...
最後だけは絶対選ばん。
死んでも選ばん。
「あなたもう死んでますけどね。」
それもそうだけど。
「どっかの異世界で」
「了解しました
次は能力の種類です。」
"身体能力向上系"
"回復系"
"創造系"
"剣術、体術から選べるもの"
"神のおまかせ☆"
「えーっチートは〜?」
「そんなもの生まれつきですし。神のおまかせを選べば...」
「剣術体術で」
「次は色です。」
「色ぉ?」
「いいから選んで!」
"赤"
"青"
"黄色"
"緑"
「青(即答)」
「即答ですね」
「あとは転生まで少しだけかかります。
ぼーっとしててください」
「眩しっ」