表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/90

第八話 「救世主女たらし伝説」 9

 前回出す話を間違えてしまいました!!

 できれば、その7からお願いします!


 いいや、ひどい言い草とかそういう話ではなくて普通にひどかった。なんなんだ、この部活には頭のおかしい奴しか入っていないのか。


 もう一度、二人の先輩を見るとその切り替えに少々驚いたが烏目椎奈と話していた。双方、笑顔で楽しそうではあるためもう一度それを問う意味はないが、僕の様な常人にはついていけるような話ではなかった。


 見た目がギャルの読書好き(今日はサボりのため不在、彼氏とデートらしいが週一で一緒にいる男子が変わっているため本当に彼氏なのか、それともそう言うあれなのかは不明だ)に。


 性格が少しきつめな赤髪サイドテール読書オタク(今週はずっと吉村昭の本を読んでいるが、息抜きにドストエフスキーの『罪と罰』をすらすらと読み進めている。この小説をブレイクタイムに読む人間は恐らくこのイカレテイル先輩しかいないだろう)に。


 今度こそ性格が最悪のドSのモテモテハーフ(楽しそうに烏目椎奈と話しているが、ちらちら枢木こと赤髪サイドテールの手にある小説を見ている)に。


 同学年のSっ気のある元気系ワイワイ巨乳女子(枢木先輩とのポジションを代わって烏目椎奈とニコニコ笑っているが今にでも彼女をいじめたいらしい)に。


 僕の隣で頬を淡い桃色に染めている現家族兼元幼馴染(特に言えることはないが、彼女のことは普通に好きだ。ただ、僕には先の告白を受け入れることはできない……)に。


 そして、頭のおかしい超清楚系美女で百合の部長(黙々と部活動の用紙を記入している。顔だけを見れば綺麗なのに、ほんと余計なところで株を下げるからなこの人は。学校でも噂のレズになっているのが少々怖い所でもある)。


 この部活はやっぱりおかしい。


「どうした、洞野兄?」


「あ、別になんでもないですよ……」


 ふと僕に視線を向けた部長の一言を軽くあしらって僕は言った。


「ちょいとトイレ行ってきます」



 良かったらブクマ登録と評価、そして感想をおねがいします!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ