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プロローグ 「これっていつから始まった?」



 恋を始めるときの記憶を思い出せないことはよくあった。


 みんなにもこんな経験はないだろうか。


 クラスのあの子が好きなんだけど、いつ好きになったのか分からないって言う不思議な忘れ事。

 

 今、隣にいる彼女と僕は昔から仲が良かった。


 出会った頃は数も数えられないほどに幼い頃。生まれた日が前後で、しかも病室が隣同士だった。そのため僕たちの母親が良くなり、そこから家族で遊ぶようになり、そういう感じの付き合いになったのは言うまでもないだろう。


 かれこれ二十年以上だと思う。


 彼女と出会って、お話をして、仲良くなって、恋仲になって数年。


 まあ、仲良くなってから恋仲になるのには十年以上かかっているのは事実だし、それは二人ともチキンだったから——なんていうちゃちな理由ではない。


 歩んできた道はこれから始まる人生の中で短いわけではないが、思えばすごく短かった気がする。悩んで、嘆いて、泣いて、笑って、怒って、仲直りして、告白して……ものすごく深かったはずなのに、なぜか一瞬に感じてしまった。


 大好きな君と何の変哲もない、高校生の恋物語。



 これから始まるのは、そんな僕たち二人の絶望と希望を含めた再会のお話です。



 ~~この後すぐに第一話を投稿します~~


 ほぼ毎日投稿します。

 面白かったら、励みになるのでブクマや星評価をかる~~くください!

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