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異世界転生した俺、ハヤトの魔法製造師ライフ  作者: おしるこ
転生成功したから仲間とともに旅しよう
4/13

もふもふもふもふ

森を出発して15分経つくらいの時、俺は魔法製造師のことを思い出した。魔力を使って想像したものを作り出せる職業だ。


「ちょっとやってみるか...」


とはいいつつも想像するというのが意外と難しい。とりあえず小腹が空いたので肉まんを取り寄せる。好きなんだよな、肉まん。

すると目の前にウィンドウが出現する。


魔法製造師exp. 20/1000


これはなんなのか?聞いてみることにしよう。


魔法製造師exp.....魔力を使って物質を創造した時に貯まる。Maxにすると職業のレベルが上がる。


これはどんどん物を作っていってもいいかもしれないな。しかし、少し体に重い感覚が訪れる。


魔力 180/200


そういえば「魔力を使って」物を製造する、だったな。魔力が減ると少し体がだるくなるな。

少しスキルも試してみよう。物質鑑定を肉まんに使ってみる。


肉まん...物理攻撃力を5%UPさせる。


おぉっ、そういう効果もあるのか。魔法製造師もしかしたら当たり職業ではないのか?

物質鑑定もレベルを上げたら鑑定の詳細が増えるようだ。スキルexpが10/100と表示された。


そうとなればどんどんスキルを試していこう。

戦闘系のスキルや魔法も使っていきたいな。

とか考えていると、遠くに魔物が見える。ゴブリンだ。試してみよう。

ゴブリンがこちらに気づいた時にはもう遅い。


我が魔力よ、大気でさえも凍てつくせ...

【ブリザード】


強化された氷属性の魔法を使う。

強化されただけあってすごい威力を発揮する。


「おおぅ...寒っ」


肉まん凍ったわ。先食えばよかった。

お、倒したゴブリンが消え、なにか落とした。

とりあえず鑑定だな。


ゴブリンの骨...Fランクの素材。

ゴブリンの皮...Fランクの素材。


うん。物質鑑定も早くレベルあげた方が良さそうだ。でも素材を貰っても俺は造れるからな。やっぱ売るしかないかな。

ステータスを見てみると、魔力が30減っている。


魔力 150/200


「いつまでも魔力を使って魔法で戦うわけにも行かないな。何か武器でも作ろうか。」


魔法使いなので、やっぱり杖がいいかな。

前の世界のゲームの杖を想像して魔力を込める。


おぉ、できた。杖はすげえ疲れるな。


魔力 50/200


一気に100も減ったな、今日はあまり魔法を使えなくなった。魔力の上限を増やして節約していかないと。おっと忘れずに鑑定しないとな。


杖...Eランクの武器。下級魔法の消費魔力を50%カットする。


50%カットはおいしいな。下級魔法ってのはラフィエル様がゆっていた5段階の内の1番下の魔法のことだろうか。


そうこうしているうちに、次の魔物が出現した。

.....なにこれめっちゃかわいいんだけど。

犬みたいな狼みたいな大きめの魔物だ。

犬派の俺には耐えがたい。倒せないぞー!

そういえば魔物従属、召喚ってあったな。

説明おなしゃす。いつものウィンドウ。


魔物従属、召喚...相手の力に応じて、魔力を消費し、仲間にすることができる。


魔力減ってるんだけどどれくらいいるのかな。

今持っている魔力全部かけよう。


我が僕と成り、手と成り足と成り、永遠の関係をここに築け...


魔物の目が優しくなる。


「これは...成功か...?」


ウィンドウが出現する。


ブラッドウルフが仲間となりました。

仲間となった魔物は念波で会話をすることができます。なお、念波で話す内容はまわりには聞こえません。


旅が始まってから初めての仲間だ。

それにしても、かわういいぃーなぁー!

念波で話しかけることにしよう。


(俺はハヤト、21歳だ。これからよろしくな。)


《俺はブラッドウルフで、名前はまだ無いよ。

よろしくね。》


名前ないのか?決めてあげよう。


「じゃあ名前は俺が決めるよ。えーっと、ポ、ポチ...は?」


《ダメに決まってんだろ、犬じゃん》


「犬じゃないのか...?えっと、コロ...は?」


《それも犬じゃん。もっとかっこいいやつだよ》


「えー、タマ、は?」


《それもダメ。猫にしたらいいってわけないでしょうが。》


んー...俺氏ネーミングセンス0...


「じゃあ、ブラッドからとってブラ」


《下ネタに走るな》


「むむむーっ、じゃあ、アルンは?」


《どこからでてきたーまぁ、かっこいいからそれでいいよ。》


あぁーっ、めっちゃかわいいー、欲望が、抑え、ら、れないー!


もふもふもふもふもふもふもふもふもふ


《わっ、やめろー、くすぐってぇー!》


今年一番幸せな時間です。生きてて良かった。

死んだけど。しかもアルンちゃん、結構大きいから、俺1人なら乗れるくらいだな。

よし、今日の寝床はアルンちゃんに決まり!


そーだ、アルンちゃんのステータスを見よう。


名前 アルン 性別 オス

種族 ブラッドウルフ


体力 250/250

魔力 80/80

物理攻撃力 120

魔法攻撃力 20

俊敏性 100

精神力 40


スキル

裂傷攻撃 火属性攻撃強化

移動速度UP【中】 狩り上手 物理攻撃耐性


おおっ、物理攻撃強いな。物理担当アルンちゃんに決定!移動速度UP【中】乗せてもらうしかない


「そういえば、ブラッドウルフの主食って?」


《なんでも食べるけど、基本は肉だよー》


狩り上手が役に立ちそうだなー。

とりあえず、俺の初めての仲間ができた。

人間のハーレムも目指しつつ、アルンちゃんを愛でよう。








アルンちゃんかわいい...もふもふしたい(真顔)

ここまで読んでくれてありがとうございます。

これからもお願いします。


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