異03-02 鴝鵒・鴝鵒・山雞・群烏
○鴝鵒學語
五月五日翦鴝鵒舌,教令學人語,聲尤清越,雖鸚鵡不能過也。
五月五日に鴝鵒の舌を切り、人間が話す言葉を教えると、その声は特に清らかで高く、鸚鵡でもそれを超えることはできないという。
○鴝鵒聽琵琶
晉司空桓豁在荊州,有參軍五月五日翦鴝鵒舌,每教令學人語,遂無所不名,與人相顧問。參軍善彈琵琶,鴝鵒每聽輒移時。
東晋の司空桓豁が荊州にいたとき、ある参軍が五月五日に鴝鵒の舌を切り、人間が話す言葉を教えたところ、何でも名前を覚えるようになり、人々が互いに尋ね合うほどだった。その参軍は琵琶を巧みに弾き、鴝鵒はそれを聞くたびにしばらく動かなくなった。
○山雞舞鏡
山雞愛其毛羽,映水則舞。魏武時,南方獻之。帝欲其鳴舞而無由。公子蒼舒令置大鏡其前,雞鑒形而舞不知止,遂乏死。韋仲將為之賦其事。【其事一作甚美。】
山雞は自分の羽毛を愛し、水面に映ると踊る。曹操の時代、そんな山雞が南方から献上された。曹操はそれが鳴いて踊ることを望んだが、方法がわからなかった。公子の曹沖が大きな鏡をその前に置くように命じると、ヤマドリは自分の姿を映して止まずに踊り続け、ついには疲れて死んだ。韋誕がこの出来事を詠んだ。
その出来事は非常に美しいものとして描かれたそうである。
○群烏咋犬
晉義熙三年,朱猗戍壽陽。婢炊飯,忽有群烏集灶,競來啄啖,驅逐不去。有獵犬咋殺兩烏,餘烏因共咋殺犬,又啖其肉,唯餘骨存。
晋の義熙三年、朱猗が壽陽を守っていた時、婢が飯を炊いていると、突然群れの烏が竈に集まり、競って食べようとした。追い払っても去らないため、猟犬が二羽の烏を殺した。すると、残りの烏が一斉にその犬を殺し、その肉を食べ尽くし、骨だけが残った。
(異苑3-2)
ラストのやつは宋書の五行志にも載ってます。たのむから朱猗さんのその後も載せてくださいませんかね?




