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思いがけない拾いもの

青く澄み渡った空、五月心地良い風

こんな天気だと、人の心も弾むものだが、それとは真逆にくら~く沈んだ表情をして五月病気味になっている人が一名公園のベンチに座っている


「最悪だ……」


そうやって、深く溜息をつく青年の名は友枝翔。今年、東京に上京した大学一年生だ。

容姿は、少し跳ね気味の髪、大きい瞳と可愛い系だ。

その容姿のせいで女子に女装を迫られたりしたの、で本人はあまり自分の容姿を気に入ってないらしい。

では、なぜそんな普通な翔がいま鬱になっているかと言うと

数日前、上京してすぐに始めたバイト先が五月にはいってすぐに潰れ

休日の今日の内に何処かに就職せねばと面接するが全滅

そして、今に至るわけである


「本当どうするだよ……くそぉぉぉ」


わしゃわしゃと翔が頭を掻きむしっていると頭上から何かが降ってくる。

がつっと翔の頭に直撃するとそれは地面に落ちた。


「いてぇ~、もうなんなんだよ」


今日は厄日かと翔が嘆いていると視界に先ほど先ほど頭に激突したらしきものが映った。

軽く涙目になりながらそれを拾い上げる。


「アンクレットだよな?」


なぜ、こんな物が上から降ってくるんだと翔が上を見上げるがなんにもない

ただ青い空と木が揺れているだけである。


(木が揺れてる? もしかして木に引っ掛かっていたのか……そもそもなんでこんな物が引っかかるんだ?)


翔は首を捻りつつ、アンクレットを眺めてみる。

それは、殆どが銀色1色で十字架の飾りがいくつかあるだけのシンプルな作りだ。


「交番に届けるか」


そう呟いて公園を出ようとするとがつっと肩をぶつける


「あ、ごめんなさい」


頭を下げて通り過ぎようとすると肩を掴まえられ無理やり振り返させられる。

見ると、だらしのない格好をした、目つきの悪い不良がこちらを睨んでいる


「おい、それだけかよお前」

「えっと?」


そう言うと陰からわらわらと不良が出てくる

不良の一人が翔の肩を掴んでいる奴に話しかけた


「どうしたよ?」

「こいつが肩にぶつかって来たんだ」


目の前で対話している不良たちを見て今更だが翔は危機感を覚えてそろ~とその場を離れようとすると

声を掛けられた


「おいどこ行くつもりだ?」

「え~、その~」

「逃げるつもりか……おいコイツを掴まえるぞ」


不良たちの視線が翔へと集中する。

次の瞬間、翔に向かって襲い掛かってきた、当然翔は全速力で逃げる


「もう、最悪!!!!!!!」

それでえ~と誤字脱字があったらすみません


まだまだ続くのでどうかよろしくお願いします

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