表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
坊主と雪の日のはなし  作者: ぽすしち


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
34/50

行儀よく


「 せめてなにか残っていれば、その女の正体もしれようとおもいましたが、なにも残っておりませんで・・・」



「なるほど。 女の櫛やかんざしが残っておったというはなしは、拙僧もきいたはなしにござったが、なにもないとは、これまたおもしろい」



 おもしろくはございません、と男は眉をよせジョウカイをみた。


「そのときも、風呂場からここへもどりますと、女がまた ―― 」




 あの女が土間に立ち、驚いて声もだせない男に頭をさげると、そのまま外へむかった。


 あわてておいかけるが、姿はなく、雪の上にあしあとももちろんなかった。




「 ―― タヌキにしろ、《モノノケ》にしろ、さいごまで行儀がよくて、なんだかこちらがとまどうばかりで・・・」




 ほお、とわらいをごまかすように、ジョウカイはお茶をのむ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ