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どうやら私は記憶喪失だそうです

作者: ぽんちゃん

「ゆき!ゆき!」

 ……だれ?

「ゆき!早く帰ってこい!」

 ……早く帰って来いって一体どこによ

「早く帰って来い!あまり俺を待たせるな……」

……ねぇ、あなたは一体誰なの?





 またこの夢だ……

最近誰かに呼ばれる夢をよく見るようになった。

いつも怒っている様な、悲しんでいる様な声で私を呼び続ける。

声は日を重ねるごとにクリアに大きく聞こえるようになったが、姿と場所だけがもやがかかっているようで、はっきりと認識できない。


「はぁ、この夢って目覚めがあんまり良くないから嫌いなんだよね」


 そう、この夢を見るといつも何かを忘れている様な、自分がひどいことをしている様な感覚に陥る。


「お祓いにでも行こうかな?」



******



「せ、成功だぁ!!!!陛下、成功致しました!!!!」


 ん?ここはどこ?なんか見たことがある気がするけど……


私の周りを囲っている人はみんな一様に、黒いローブを羽織り、目の下に大きなクマをつくってやつれたような顔をしていた。そして少し高い所で豪華な椅子から立ち上がり、呆然とした様子で私を見つめている人は、この世の人とは思えないくらい綺麗な顔をしている。彼も大きなクマをつくりやつれた顔をしているが、それすらも綺麗な顔を引き立たせるスパイスになっているようだ。

なんとなく夢かな?と思っていると目の前にキレイな顔が迫っており、私を強く抱きしめ出した。


キャーーーー!!!!今めっちゃイケメンに抱きしめられてるんですけど!っちょっとまって!痛い痛い痛い!


びっくりするくらい腕の力が強くなっていく


「……っ痛い」

「もう絶対に離さないからな。お前は俺から逃げようとしたのだろうが、俺から逃げるなんて不可能だとわかっただろう。お前はこれから一生俺のもので、自由などは一切与えない!」


いや、人の話を聞けよ。痛いって言ってんだろ

それに怒っているけど、この人私を誰かと勘違いしてない?


「……あの」

「なんだ。今更言い訳でもするのか。」

「いえ、言い訳以前に、誰かと勘違いしてませんか?あと、離してもらっても良いですか?」

「フッ。俺がお前を間違うはずがないだろう。そんなのでどうにかなるとでも思ってんのか?それにさっき言ったはずだ。お前に自由は無いと。だから、離すか離さないかも俺が決める。」

「いやいやいや、離してくださいって。腕の力が強くて痛いですし、なにより、私たち初対面ですし……」


イケメンが一瞬驚いた様に目を見開いた

そしてすぐに苛立った様な表情に変わった


「おい!どうなっている!」

「いや、どうなっているとおっしゃられましても……」

「何故、ゆきの記憶が無くなっているのかを聞いている。はやく答えろ!」


黒ローブ集団の中で1番歳をとっていそうな人が、顔に冷や汗を浮かべながらおずおずと口を開いた


「絶対とは言えませんが、私の考えでは、こちらの世界とゆき様の世界を行き来するのに、ゆき様の体がその負荷に耐えきれず記憶を失うことになってしまったのではないかと……」

「どうやったら戻る。」

「これも、絶対とは言えませんがこちらでしばらくお過ごしになられるうちに自然に戻っていくのでは無いかと。もう一つは、私がゆき様の脳に少し干渉させて頂いて記憶を引っ張ってくる方法があります。しかしこれは記憶が一気に戻ってしまうため、ゆき様の脳に少し負担が掛かってしまうかと……」


なに?私記憶喪失なの?いつの間にそんなことになってんだ?


「俺はもう気が遠くなるくらいに待った。お前を信じて!!……だからお前も少し頑張ってくれ」


え?待って待って。もしかして負担が掛かってしまう方を、お選びになろうとしてますか?いやいやいや、やだよ。普通にやだよ。


「やれ」

「えっ?まってまって!」

「承知しました」



******



「っここはどこなの!」


私は確かさっき事故にあって……

え?死んだの?死後の世界とかなの?

お父さんとお母さんは無事なの!?

私はどうなってるの?

どうしよう!


「おい、お前は誰だ!どうしてここにいる?」


っ!?人がいるの?


「ここはどこですか!?」

「俺の質問にまず答えろ」

「私は花咲ゆきです。事故にあって……。事故にあったはずなのに、こんなわからない場所にいつの間にかいて、私本当に分からない!」

「お前、そこから動くな。人を呼ぶ。」


しばらくしたら、鎧を着た人が4人着て私を囲んだ


「なに!?なんなの!?」

「こいつを取調室に連れて行け。」

「承知しました」


私は何が何だか全くわからなくて、鎧の人たちに引きずられるようにして連れて行かれた。

取調室には黒いローブを着た優しそうなおじいさんが1人椅子に座っていた。そして事故にあったこと、気づいたらここにいたこと、今不安で仕方がないことなど、私の話を丁寧に、相槌を打ちながら聞いてくれた。


「殿下、彼女はおそらく移動人でしょう。彼女が着ている服は、私達には馴染みのない形ですが、胸元にある刺繍は上等なものですし、生地も上等なものです。また、彼女自身も艶のある髪に、シミひとつないキレイな肌をしております。加えて、彼女の話では事故にあった後に気づいたらここにいたとか……。つまり、事故にあった衝撃でこちらの世界に移動してしまったのかと。私が読んだ200年前の文献でもよく似たような事例がございました。」

「そうか。移動人か。ならば客としてもてなさなければなるまい。父には私から言っておこう。」


一体どうなっているのか、まだはっきりとは理解できていないが、さっき話を聞いてくれたおじいさんにある程度説明はしてもらった。

どうやらここは、シュカ王国といって、私が住んでいる世界とは違う世界らしい。そして、私が初めに会った人はリアム・デイモンといい、このシュカ王国の皇太子であられるそうだ。また、私がこの世界に来てしまったのは、事故にあった拍子になんらかの力が加わって飛んできてしまったのではないかと言っていた。元の世界に戻れるのかと聞いてみたらそれはわからないと言われてしまった。200年前にも私とよく似たような人が来たらしいが、その人はこの国の伯爵家の人と結婚して、この国で一生を終えたらしい。

さっきまでは混乱していたが、現状を知ったら、この場所で生きていかなければならない思いが強くなった。

だって戻れる保証もないのに泣いてもいられないでしょ。お父さんとお母さんも心配だけどまずは自分がしっかり生きないと。


「おい、名はゆきと言ったな。今日からしばらくは我が城で暮らせ。」

「ありがとうございます!」


取り調べは一応終わったらしく、使わせてもらう部屋に案内してもらった。

案内してもらった部屋は、私が泊まった事のある部屋の中で1番良い部屋よりも良い部屋だった。

今日は部屋でゆっくりしようと、ふかふかのベットで横になっていたらノックをする音が聞こえた。


「ゆきさま、お食事の時間です。殿下がご一緒にということなので、ご案内いたします。」


キレイなメイドさんの後をついていくと、大きなテーブルがあり、イケメンの前の席に座らされた。

運ばれてくる料理は誰も美味しく、目の前の人が怖い顔をしてこっちを見ていなければ尚良しだ。


「おい、年は。」


????

この人はこの質問を繰り出すためだけに今まで怖い顔をしてたの?やばくない?


「17です。」

「俺と同い年だったのか。そんな危機感のカケラも無いとぼけた顔をしているからもっと年下なのかと思った。」


なんなんだ。この失礼な人は。

さっきまでは威圧してたくせに、今は人を小馬鹿にするような薄ら笑いを浮かべていやがる。


「威圧的な顔をしているよりもマシだと思いますけどね。」


腹が立って衝動的に嫌味を言ってしまったが、皇太子だということを忘れていた。


「フッ。なかなか言ってくれるじゃないか。」


おっ、意外と怒っていない。一歩間違えば罰せられるかと思った。


「ゆきは自分の世界では何をしてたんだ?」

「私は、普通に学生してましたよ。」

「ほう、学べていたということは、家は裕福だったのか?」

「いえ、普通の家庭でしたよ?こっちの世界がどうかは知りませんが、私の世界では殆どの人は高校という学校に通います。」

「興味深いな。ちなみにその高校とは何だ?」

「階級ごとに教える事柄を設定して、階級が上がるごとに内容もレベルアップしていくんです。その段階として、小学校、中学校、高等学校、大学とあって、小学校と中学校は義務教育と言って、全国民が受ける権利があるのですが、高等学校からは入学するのに相応の学力が無いと入れません。ただ、同じ高等学校と呼ばれるものでも、その中でレベルがあり、入学が簡単なところから難しいところまであります。」

「そうか。この国には無い制度だ。確かに貧富関係なく教育を受ける権利があるのなら、全ての国民が文字の読み書きや計算を出来るようになる。そうなれば、職を得やすくなり、より経済も発展していくだろうな。」


どうやら関心してくれているみたいで良かった。


「殿下は普段何をなされているのですか?」

「リアムでいい。俺は、陛下の見習いだな。王になるには、この国は今どのような状況にあって、どのような対策が必要なのか、常に情勢を把握しなければならない。また、国外に目を向けることも大事だが、国内も疎かにしては足元をすくわれてしまう。そのようなことを陛下のそばで学んでいる。」

「私と同い年なのにすごいですね」


やはり、立場が違えばやる事のスケールも違うな。

一国の皇太子は大変そうだ


「お前は本当に面白いな。すごいなどと初めて言われた。」

「いや、それは無いでしょ!私の同年代の人たちはみんな自分のことで精一杯ですよ!」

「俺はそうやるのが当たり前だと周りから思われてきたからな。……そうか、ゆきからしたら、すごいのか。」

「そうです!」

「今まで、あまり褒められてこなかったからか、嬉しいものだな」

「私で良ければいつでも褒めますよ!」


少し照れくさそうにする殿下にちょっとキュンとしてしまった。母性本能ってやつに目覚めそう。


それ以降、殿下は事あるごとに、今日は何をしてきた、頑張ったなどと話し、私の部屋にまで褒められにくるようになった。


「ゆき、いるか?入るぞ?」

「いるよ。どうぞ」

「今日は、ゆきと初めて食事をした日に話していた学校の制度があっただろう?それをこの国でも導入してはどうかと話したんだ。まだ準備段階ではあるが、これがうまく行けばこの国はもっと豊かになるぞ!」


殿下は部屋に入ってくるなり、私の膝の上に頭を置いて嬉しそうに話し始めた。

私は殿下の頭を撫でながら、話を聞き、同時にこのままではいけないなと思った。

あまりにもこの関係が心地良すぎて、1人で生きていけなくなってしまいそうだ。まだ心の底から帰る事を諦めたわけでは無いし、帰る方法も探してもらってはいるが、こちらの世界で生きていくには1人で生きる力が必要だ。こちらの常識や文化、文字やお金の価値などは一通り教えてもらい、もうそろそろ独り立ちしても良い頃合いではある。


「殿下……」

「リアムだ!」

「呼び捨ては慣れないんだよね。リアム、私もうそろそろお城を出て、1人で暮らしていこうと思っているの。帰る事を諦めたわけじゃ無いけど、こっちの世界で暮らしていくには、いつまでもお世話になってるわけにはいかないでしょ?だから1週間後にお城を出る」

「ダメだ。家も仕事もそんなに簡単に見つかるわけないだろ。」

「家と仕事はメイドさんに頼んで、住み込みで働かしてもらえるところを紹介してもらうことになってるから大丈夫」

「ダメだ!」

「ダメって言われても……」


リアムは駄々を捏ねるようにお腹に顔を埋めてダメを繰り返す。


「なぁ、俺がゆきを好きで、同意があればすぐにでも結婚したいくらいに愛してるって言ってもダメか?」

「……えっ?」

「今までゆきが帰る事を諦めてない事を何となくわかっていたから、俺の手が届く範囲で近くに居てくれればそれで良いって思ってた。……でも、この城から出てしまえばそう簡単には会えなくなるだろう?そんなこと、耐えられるはずがない!俺はゆきが好きだ。愛してる。お前が話すことは全てが楽しく聞こえる。お前の笑顔は俺の全てを癒す。お前の存在は俺の全てだ。だから、俺のそばから離れるな。……俺じゃ、この世界で生きる理由にはなれないか?」


そんなのずるい。帰れるかどうかの保証もない中、あなたの存在が私に役割を与えてくれて、私に生きる意味をくれたのに。それが次第に、あなたへの恋に変わるのなんてあっという間で、でもいつまでも好きな人の重荷になるなんて出来ないって独り立ちしようとしてたのに……

元の世界に全く未練がないって言ったら嘘になる。

お父さんとお母さんがどうなっているのかも心配だし、友達だって向こうにいる。

でも、リアムが私を必要としてくれてて、愛してくれているのだとしたら、それだけでこの世界で生きる理由になる!

いつもは自信に溢れていて凛々しいが、今は不安そうにこちらを見つめている大好きな人。


「リアム。私もあなたを愛してる。あなたが私のそばに居てくれるなら、この世界でずっと生きていける!」


リアムは飛び上がり、私を強く抱きしめた。


「愛してる。ゆきじゃなきゃダメなんだ。愛してる。」

「ふふっ。わかったってば。何回愛してるって言うの?」

「何回でも言ってやる。やっと言えたんだ。ずっと俺のそばにいろ。離れることは許さないからな。」

「わかってるって」

「結婚はいつにしようか?」

「えっ?結婚?」

「言っただろう?同意があれば結婚したいくらいに愛してるって。」

「それはあくまで比喩かと……」

「ちがう!ドレスも作らないとな!あとは父上と母上に報告しなければ……」

「ねーえー、話が進みすぎ!」

「女に二言はないとこの前話していただろ。どんな形のドレスが着たいんだ?」


もう、話にならんな

リアムが凄く目をキラキラさせてるし

まぁ、私もまんざらではないと言うか、結婚しても問題ないくらいには愛してるって言うか……


「失礼致します殿下!ご報告がございます!同じような事例の過去の文献がいくつか出てきて、安咲子様の世界とこちらの世界のルートをつなぐことに成功いたしました!!!!」


!!!!

いま!?

このタイミングで!?


「……」


リアムはさっきとは一変、怖い顔で動かなくなってしまった。


「ねぇ、レオナ?私はこの世界でリアムと一緒に生きていくって決めたから帰らないよ?」


私が言うとリアムは少し安心したような顔をして、考え込んでしまった。


「おい、向こうの世界との行き来は可能なのか?」

「可能であると報告されてます。しかし、それが出来るのはどちらの世界も知っているゆき様のみだそうです。」

「そうか……。ゆき……、自分の世界に帰れ。」

「……えっ?なんで!?」

「俺は待ってる。だから一回元の世界に戻って報告してこい。そして絶対に帰ってこい。」

「……本当にいいの?」

「あぁ、ただすぐに帰ってこいよ。俺にはお前が必要でいないことなんて考えられないんだから」

「わかった。元の世界に帰って報告したらすぐに帰ってくるから、待ってて。よそ見なんかしたら許さないから!」

「こっちのセリフだ。よそ見なんかすんなよ。すぐに帰ってきて俺を安心させてくれ。」



******



 帰れることが判明した翌日に黒いローブを着た人たちのつくったホールから元の世界に帰った。シュカ王国への戻り方は確かに教えてもらったはずだったのだが、シュカ王国で過ごしたこと自体を私は忘れてしまっていた。元の世界に戻ると自分の部屋にいて、お父さんとお母さんは家のリビングにいた。2人は私の顔を見るなり信じられないものを見るかのような顔をして、涙を流した。どうやら私は1ヶ月の間行方不明だったらしい。事故の後お父さんとお母さんは軽症であったが私の姿がなくなっていることに気づき、捜索願いを出したが見つかる気配もなく途方に暮れていたと聞いた。それからは普通に高校へ通い、大学も卒業し、就職して一人暮らしを満喫していた。その中で例の夢を見るようになり、シュカ王国に強制的に連れ戻された。ここが現在である。


 私の背中に冷や汗が流れる。

最初は一気に記憶が戻ってきて混乱していたが、状況が掴めると今度は自分の失敗に頭が痛くなってきた。

「どうだ?思い出したか?」

リアムは私の顔を覗き込みながら様子を窺っている。

「……はい。思い出しました。」

「ほーう。そんで?俺に何か言うことは?」

「えーっと……。無意識とはいえ、約束を忘れていてすいませんでした。」

「……それで?」

 ……それで?

 他に何か言わなければならないことがあるだろうか?

私が考え込んでいる間にもリアムは険しい顔をして私を見ている。

「……おい、ゆきはもう俺のことはどうでもいいのか?」

 先程とは打って変わって、へにゃっとした悲しそうな顔で私に聞いてきた。

「それは違う!!確かに私は元の世界に帰ると同時にこっちの世界のことを忘れてしまっていたけど、思い出した今でも私はリアムのことが大好き。夢の中でずっと私を呼んでくれてて、そんなにやつれるほど私を待っててくれたあなたを愛さないはずがない!!」

 一思いに言った後、リアムから何も反応がないなと思って顔を上げてみると、無言のまま涙を流していた。

そうか、私がリアムをここまで追い詰めていたんだなと感じると胸が痛くなった。

「ねぇ、リアム愛してる。まだ間に合うのなら、私にあなたを愛する権利をちょうだい。」

「……っ、んなもん出会った頃からお前だけのものだ。」

そう言ってリアムは私を強く抱きしめずっと離さなかった。



******



 それからしばらくはリアムは私のそばを離れなかった。仕事をするにしてもどこでも私を連れて行った。私はそれだけリアムの心に傷を負わせたのだなと感じ、出来る限り目に見える形で愛を伝えられたらと思うようになった。

そして、私たちの愛が形になった。

リアムは2度目の涙を流し、喜んでくれた。

より一層過保護にはなったが、以前よりも私に対する不安は見えなくなっていった。


「ねぇ、この子の名前どうする?」

「ゆきはどんな名前がいいんだ?」

「強く生きて、本当に愛する人を見つけられる子になって欲しいかな。私がリアムに出会えたみたいに」

「ふふっ。俺とゆきみたいにか」

「そうだ!愛花《まなか》はどう?私の元の世界で使われている漢字というもので愛の花ってかくの!」

「愛の花か。かわいいな。生まれてくる子の名前は愛花にしよう。」


こうして、シュカ王国の王とその妻である王妃は子供にも恵まれ、ずっと仲睦まじく暮らしましたとさ。



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