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願い  作者: みゆたろ
30/75

柴ちゃんの思い

家に帰ると、柴ちゃんが駆け寄ってきた。


ーーワンッ。

尻尾をバタバタと振っている。


「なんだぁ、普通のワンちゃんじゃんーーねぇ」

そんな風に話ながら、由美が柴ちゃんの頭を撫でると


「そうなんだよ。俺は普通の犬なんだよーー周りは変なものを見るようにしてみるけどさ、、個性くらいあったっていーじゃん。なー?」

柴ちゃんが語った。


ーーえ?


由美の目が止まる。


ーーなんだって??

「今喋ったのって、、もしかして?」

不思議そうに、由美は私を見た。

「そうだよ?」

私は笑った。

始めはビックリするもんだろう。


「名前は?」

「柴ちゃんって呼ばれてるーーでも、もっと違った名前が良かったなぁ」

「ーー例えば?」

私は聞いた。

「そうだなぁ、、人間っぽい名前が良かったなぁ」

「ーーそうだねぇ、、喋れるんだもんね」

「今さら変えたくないでしょ?」

「柴ちゃんでいいよ。ようやく慣れたから」

「じゃ、このままでーー」


由美もその会話を聞いて笑った。


「人の言葉を話してくれる犬なら、私が飼いたかったよ」

由美が言う。

「私は柴ちゃんが来てくれたから、毎日寂しくないよ」

柴ちゃんを撫でると、気持ち良さそうに、お腹を出して寝そべっている。


「俺もわかってくれる人間に会えて、良かったんだ。ありがとう」

柴ちゃんは一体どこで言葉を覚えたのだろう?

不思議だが、柴ちゃんは可愛い。

これからも毎日柴ちゃんに寄り添い、たっぷりと愛していこうと思う。


柴ちゃんとの毎日が永遠に続いていく事を願ってーー。

由美はその日泊まって行く事になる。

柴ちゃんと川の字を作るように二人と一匹で眠った。

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