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願い  作者: みゆたろ
29/75

真実

その日。

土砂降りの雨に見舞われた。

ビショビショに濡れながら、家路を急いだ。


「ーー夕夏じゃない?」

聞き覚えのある声だ。

突然、背後から聞こえてきた声に振り返る。


そこには母が入院した時に、助けてくれた由美がいた。


「あ、由美ーー久しぶり」

手を叩きあって、喜んでいる。


二人は缶ジュースを一本ずつ買って、公園で腰を下ろして、久しぶりにゆっくりと話した。


「そう言えば、お母さんはどう?」

「もうよくなってるみたいだけど、私もご飯の準備とか手伝う様にしてるよ」

「そっか。お母さん助けたあの犬はどーなった?」

「飼ってるよ。命の恩人だもん。ーーそれより、あの子、不思議な力があるみたいなの」

「どんな?」

ーー信じないかも知れないけど。

そう前置きしてから私は話した。あの犬が人間の言葉を話す事を。


あはははっ。


由美は突然、笑いだした。


「ホントなんだってばーー」

私はそう言った。

「じゃ、見に行っていい?」

「いーよ」


私は由美と共に家へと向かう。

帰り道が久しぶりに楽しい時間になった。

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