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願い  作者: みゆたろ
21/75

決断

「夕夏ーーちょっとこっちに来て」

母は私を呼び、自らの寝室に招いた。


「何?」

もう夜の八時を過ぎているのに、母の寝室に招かれるとは、一体何事だろう?


「あのね、、助けてくれた犬だから、飼ってたけどーー捨ててきて」

突然の母の一言に私は驚いた。

ーー捨てる?何を??これまでうまくやってたのに??


「いきなり捨てたりしたら、可哀想だよ。なんで捨てなきゃ行けないの?」


「あんな風にしゃべる犬なんか、、気持ち悪いから」


ーーそんな理由で??


「分かった」

小さく頭をさげて、私は自分の寝室に戻った。

そこには、柴ちゃんがいた。


ーークゥーン。


寂しそうな声で鳴いた。


「話せるんでしょ?話していいよ?」

そう言って、私は柴ちゃんの頭を撫でる。

「優しいな、、普通なら気持ち悪がって近づかないのにーー」

「ところで、どうして話せるの?」

「2日くらい前だったか?カミナリがなってた日ーーあれからなんだ。俺に落ちたわけでもないし、何があった訳でもないんだけど、、どーしてか?わからないけど、、いつの間にか話せる様になってたんだ」

「そうなんだ」

「言葉があるっていいな!」

柴ちゃんが語る。

「うん。色んな言葉を話せると色んな思いが伝えられるよ」

夕夏は犬に言った。

「そうだな、、」


柴ちゃんと話をしていると、ドア越しに母の声が聞こえた。

「夕夏、いつまで起きてんの?」と。

ーーあはは。怒られちゃったね。じゃ寝ようか?


ーーワンッ。

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