表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
願い  作者: みゆたろ
11/75

不審者

漠然と残る不安。

柴ちゃんと共に家路を急いだ。


ーーそれにしても、変な人だったな。


新しい家族。

「柴ちゃん」が来てから、私は柴ちゃんと見たもの、感じた事を日記に書き起こしている。

その日も、母に報告をして部屋に戻って日記をつけた。


今日出会った柴犬。そして変わった飼い主の事をーー。


ベッドに入ると、私は重いため息を一つ溢すと、、独り言のように呟いた。


ーー随分、痩せ細った犬だったな、、と。


今日はその事しか思い出せないくらい、一番印象深い出来事だった。

いつの間にか、眠っていたようだ。


ガタンッ。


小さな音で私は目を覚ます。

ぼんやりとした顔で、窓の外を見つめる。

カーテンがかかっているから、外は見えない。私は物音がした方に歩いていった。

窓際に立ち、カーテンを開ける。


私は目を見開いた。


そこには見知らぬ男がしゃがみこんでいるのを見て、私は驚いて声をあげた。

悲鳴にも似た声。

一体、どこからあんな声が出るのかと思ってしまうくらいにーー。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ