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BATTLE OF THE GOD〜神々の戦い〜  作者: エックス
第三章 正体不明 Code『UNKNOWN』
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23 恋人だから

 ソファーに横になり、レイナ達の真の目的を知る、手掛かりはないか目を閉じて、考えていた。


 ……やっぱ、マールにアルシア達の記憶を、共有してもらう事しか、思いつかねぇんだよなぁ。

 たけど、アルシア達との記憶を共有した所で、アルシア達から聞いた事で、全てだと思うしなぁ。

 本気でどうすっかなぁ……。

 例えば、この世界の歴史全てが記された本があれば、俺がこんなに悩む必要ないんだけどなぁ……。


 やっぱ、どんづまりか……。


 まぁ、そもそも、あいつらに真の目的ある事が、確定した訳じゃねぇしな。

 だけどなぁ……。

 ……どうしても、レイナのあの表情(かお)が引っかかる。


 ……全く、何が悲しくて最強無敵のゼローグ様が、こんなにも悩まねばならんのだ。

 そう思うと、無性に腹が立ってきたな、ちくしょー。

 って言っても、どうにもならねぇしな……。

 はぁ、セシリアが恋しいよ。


「お兄、お昼でありんす」


 ん、お昼? もうそんな時間なのか?

 随分と長い事、物思いにふけていたんだな……。

 目を開けると、お腹の上にリアンが横になっていた。

 ソファーの前には、髪を耳にかけた凛がいた。


「眠っていたでありんすか?」


 凛は俺の顔を覗き込み聞いてくる。

 少し近づけば、互いの唇が重なり合うくらいの距離だ。

 本当に綺麗な顔をしている、銀色の長髪に銀色の瞳、ほのかに赤い頬……。


「いや、ちょいと考え事をね」


 凛の頬に手をやり俺は言う。


「何を考えていたでありんすか?」


 俺から顔を離し凛が言う。

 気のせいだろうか、凛の顔がさっきよりも赤い気がするんだが。

 まっ、気のせいだろう。


「それは、内緒」


 凛に微笑みリアンの頭を撫で俺は言う。


「意地悪」


 そう言い、凛は口を尖らせる。

 普段から凛は可愛いが、口を尖らせた凛もめちゃくちゃ可愛い!

 凛の様な美少女を毎日、見てられるなんて俺は幸せ者である。

 悩みの種は腐る程あるが、毎日、可愛い女の子を見る事が出来て、最高の癒やしであり目の保養だ。


 俺はリアンを抱っこし、ソファーから起き上がる。

 そして、凛を抱き寄せ瞬間、凛の豊満な胸が当たる。

 だが、俺は凛の胸の感触をたっぷり楽しむ前に、凛にキスをした――。


「――っ!」


 凛は不意にキスをされて、顔を真っ赤にして戸惑っていた。

 やっぱり、顔を真っ赤にしたも当然、可愛い!

 今度、梨沙にも不意にキスをしてみたら、こういう可愛い反応が、見られるかな?


「こいつは、意地悪した詫びって事で」


 俺は片手でリアンを抱っこし、もう片方の手で凛の頭を撫でてやる。

 最近は色々あったから、凛の事を撫でてやる事はなかったから、ちょっと新鮮な気分だ。

 まぁ、頭を撫ではしなかったが、代わりに四日前時間を止めて、凛と唯のおっぱいをたっぷりと、揉みしだいたんだけどさ……。

 そのお陰で梨沙と両思いになった訳だが、凛と唯のおっぱいに触れたり、梨沙と両思いになれたり、いい事尽くしだったと思う。


 でも、今思えば、わざわざ時間を止めずとも、凛なら軽いノリで、触らせてくれそうだが……。

 唯はどうだろうか、やはり、凛と同様に軽いノリで、触らせてはくれそうたが、流石に恋人でもないのに堂々と、「おっぱい触らせてくれ!」とは言えんしな……。

 かと言って、いきなり「恋人になろう!」とも言えんし……。

 つーか、俺はどんだけ、唯のおっぱいを触りてぇんだよ!

 俺、自分がよく分かんねぇや、俺は一体、何をしたいんだ。


「……して、……もっと、して。お兄」


 頬を真っ赤に染めて、俺からのキスを求める凛。

 俺は再び凛の頬に手をやると、凛は目を瞑る……。

 互いの顔が少しづつだが、確かに近付いていく。

 そして、互いの唇が重なる――。

 すると、突然、凛の方から舌を入れてくる!


 あまりに突然だった為、俺は閉じていた目を開けていた。

 どうやら、このディープキスはさっきの、不意にしたキスのお返しの様だ。

 お互いの舌が絡み合う……。

 そして、舌を絡めると同時に、幾度も唾液を交換し合う。

 凛の匂い……頭が蕩けそうになる。

 

 今、俺は凛の事で頭がいっぱいだった。

 最早、凛の事以外、考えられない……。


 どれだけ時間が経っただろうか、俺と凛は今も尚ディープキスを続けている。

 もう、このまま、その先もしてしまおうか……。

 キスを続けながら、凛の浴衣に手をかけ乳房を曝け出し、凛のおっぱいに優しく触れる。


「あんまり、押すな! 二人にバレるだろ!」


「だって、よく見え――」


『うわぁぁぁぁぁ!!』


 何事かと、キスを中断し扉の方に視線をやると、ナナを除いたメンバーが、顔を真っ赤にして床に倒れていた!

 え? ちょっと待って……。

 え? もしかして、今までの凛とのやり取り、全部見られてた?

 え? 本気で? いや、まさかね。

 隣に居る凛は、何が起こっているのか分からないのか、ポカンとした顔をしている。


「すみません、ご主人様、私は止めるよう言ったのですが……」


 広間に入り頭を下げるナナ。

 その顔は少し赤くなっていた。

 その反応からするに、ナナも見てたな……。


「えっと、ちょっと待て、お前らいつから居た?」


 混乱している思考を、どうにか落ち着けて俺は、ナナに聞く。


「私が来た時には既に、皆さんドアから覗いて居ましたので……」


 つまり、ナナは最後に来たのか。

 倒れていたメンバーの位置からするに、多分、一番最初に見てたのはオリヴィアだろう。

 そう思い俺はオリヴィアに、いつから居たのかを聞くと、オリヴィアはこう言う。


「……えっと、ゼロが起き上がって、凛にキスした所から……」


 ん? 今、何つった?

 「俺が起き上がって、凛にキスした所から」って言ったよな?


 それって………………。


 それって…………。


 俺は身体の内から、ふつふつ怒りが湧いて来るのを感じた。


 つまり……。


「……最初っからじゃねぇかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!」

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