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BATTLE OF THE GOD〜神々の戦い〜  作者: エックス
第三章 正体不明 Code『UNKNOWN』
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21 ……あの子達の事が気になって……

 魔王化に魔神化の全二十四の力。そして、強大すぎる為に封印した、俺とルイーザの力……。

 これらが俺の力の可能性……。

 こんだけ、力の振り幅があるのは良いが、それが障害になるとはね……。

 やっぱ、臨界突破(クリティカルブレイク)限界突破(リミットブレイク)の維持時間を伸ばす修行よりも、魔王化、魔神化、神の領域、これらを先に習得した方がいいのか?

 ……いや、だけど、根本的な解決にはなってないか……。

 何方にせよ、俺の力の可能性ってのが障害になるのか。


 これじゃあ、何時までたっても俺は……。


 どうしたらいいんだ……。


 ……強くなりたくても、強くなれない……。


 ……お前に会いたいよ、セシリア。

 って、無理な話か。

 その為に、何度、自分自身を殺し続けた事か……。

 だが、どんなに死のうとしても、呪いがそれをさせない……。



 ……何で死んじまうんだよ、セシリアぁ。


 ……クソっ!


 考えても仕方ねぇよな。

 もう朝だし、何時までも寝てないで、さっさと起きよう。



 再び目を開けると、リアンが目を擦り、大きな欠伸をしていた。

 異形な姿形をしているが、そんなリアンの仕草が、我が子の様に愛おしく感じる。

 俺はそんなリアンの頭を優しく撫でる。


「きゅうぅぅ」


 頭を撫でられたリアンは、嬉しそうに鳴いた。

 俺は、両隣で未だにぐっすり眠っている、凛と唯を起こさない様に、静かにベッドから起き上がる。


 俺は着替えようとクローゼットに、手を掛けたが何時もの服で、眠っていた事を思い出し、リアンと共に部屋を出て洗面所に向かった。

 パジャマに着換えてない事を、忘れるくらいに疲れてるんだろうな。

 まぁ、最近は俺を悩ませる事ばかり、起きてたしな。


「顔洗うぞ、リアン」


 洗面所に着きリアンに言う。


「きゅう!」


 手を上げ返事をするリアン。


 俺はリアンの為に、ナナに作って貰った椅子に、リアンを座らせた。

 その後、自分の顔を洗う。

 自分の顔を洗った後は、タオルを水で濡らしリアンの顔を吹いた。

 リアンを抱っこし洗面所を出ると、リーディエットとエスフィールが、扉の前で待っていた。


「おはよう、二人共」


 俺は二人に挨拶をする。

 返事をするのは、リーディエットでエスフィールは、何時もの様に無視だろうな。

 たった一度、俺の事を心配してくれたからといっても、エスフィールの俺への反応は変わらないたろうな。


「おはようございます、ゼローグさん!」


 リーディエットが元気に返事をする。

 リーディエットの隣に居た、エスフィールは軽く一礼をする!

 あれ? 何時もの様に無視だと思ったら、リーディエットの様に、挨拶はしなかったが一礼をしてくれるとは……。

 多少なりとも、エスフィールの中で俺の評価が変わったのかな?

 まぁ、何にせよ、取り敢えず一歩進んだ感じかな。


 自分の部屋に戻ると、凛と唯が着替えている途中だった。

 下着を脱ぎ裸になった凛と唯。

 やっぱり、何度見ても飽きない、プロポーションをしている。


「おはようさん。よく寝てたな、二人共」


 俺は着替えている二人に、声をかける。


「おはよう、お兄」


「おはよう、旦那様」


 何時もの服をに着替えて、凛と唯が返事をする。


「さて、広間に行くか」


 俺は着替え終えた二人に言うと、凛と唯、そしてリアンは声を揃えて返事をした。

 俺達は部屋を出て、一階にある広間に入った。

 中にはナナ、梨沙、オリヴィアの三人がソファーに座っていた。

 俺達もナナ達に朝の挨拶をし、ソファーに座り残りのメンバーを待つ。


 その後、続々とまだ来てないメンバーが、広間に入って来た。

 そして、全員が揃った所でナナが厨房から、台車に朝食を乗せて広間に入る。

 朝食は勿論、食パンだ。

 俺は何時もの様に、リアンにパンを食べさせた後に、自分の朝食を済ませる。


 朝食後、俺はアルシアとメロディアに声をかける。

 広間を出て、自分の部屋に二人を入れる。

 一週間前の二人の反応を、確かめる為だ。

 これで、二人がレイナの言っていた、あの子達なのかが、はっきりする。


「話って何? ゼロちゃん」


 首を傾げアルシアは、俺に問いかける。


「前に梨沙に騎士になった、理由を聞かれた時に言ってたよな。とある王国の王女だったって……」


 俺は二人にあの時、言っていた事について言う。


「それがどうかしたの? 団長」


 アルシア同様に首を傾げるメロディア。


「それってもしかして……アリストレア王国の事か?」


 俺が言うと二人は、目を見開き驚いていた。

 やっぱり、二人は、嘗て存在したアリストレア王国の元王女……。


「どうしてそれを……ゼロちゃんが」


 やっぱり、アルシアの反応からするに、レイナの言っていたあの子達ってのは、アルシアもメロディアで確定だな。


「シェリルとの戦いに勝った後に、レイナに聞いたんだよ、屋敷を襲った理由を……その時に言ってたのさ……あの子達の事がきになった……ってね」


 俺はアルシア達に、レイナ達との間に起きた事を、説明する。


「そっか……」


 顔を伏せてアルシアは力無く言う。

 その様子からすると、かなり訳ありって感じなのかな……。

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