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BATTLE OF THE GOD〜神々の戦い〜  作者: エックス
第二章 七十二柱の悪魔
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11 真実と事実

 下着屋についてもう一度凛達は、どの下着にするか選び始めていた。


「お兄はこういうスケスケの下着はどうでありんすか?」


「凛が履きたいパンツを選んだらいいんじゃない?」


「それじゃあこれにするでありんす」


 凛は手に持っていたスケスケの下着を、カゴに入れてまた下着を選び始めていた。


「妾はこの三枚でいいや」


 唯の手にはフリルのついた白いパンツと、花柄の青いパンツとピンクのティーバックを選んでいた。まさかティーバックを選ぶとは思ってなかった。結構大胆なんだな唯って。


「わっちも決めたでありんすよ」


 凛の持ったカゴの中にはさっき見せた、スケスケの下着の上下に花柄のピンクのブラジャーと、花柄の赤いティーバックとフリルのついた、黒いブラジャーと白いパンツを選んでいた。何でスケスケの下着は上下を揃えてるのに、他の下着は上下を揃えてないんだよ。それを凛に聞くとスケスケの下着は俺を、誘惑する為で他の下着は違う組み合わせで、下着を着けたかったかららしい。


「私達も選び終わりました」


 レイチェルの持つカゴの中には、花柄の赤いパンツとブラジャーと、フリルのついた青い下着の上下と、黒と白の縞模様のパンツとブラジャーを選んでいた。モニカのカゴの中にはブラジャーは入っておらず、白いパンツと白い下着に黒い水玉模様のついた下着と、フリルのついた赤い下着を選んでいた。


「それじゃあ会計するぞ」


「うん」


 俺は四人の選んだカゴを持って、会計をしに行く。服ほどじゃないがやっぱりこれだけあると、それなりに金がかかるな。会計を終えて下着屋を出ると、外は夕焼け空になっていた。俺は空間移動(ワープホール)を使い屋敷の広間に移動する。


「ただいまぁ」


「おかえりなさいませご主人様」


「おう」


 何時間も待たされて疲れていたので、俺はソファーに横になってくつろいでいた。


「どんな下着を買ってきたの?」


 アルシア達は四人の選んだ下着や服に興津々で、四人は買ってきた服や下着を見せていた。ソファーで横になっているとナナが、温かいお茶を出してくれた。


「ありがとう。ナナ」


「私は夕食の準備をしてきますね」


「私も手伝うよナナちゃん」


「ありがとうございます。梨沙様」


 ナナと梨沙は夕食の準備をする為広間を出ていった。暫くすると夕食の準備を終えたナナと、梨沙が広間に戻って来て台車に乗せた料理を、テーブルに並べていた。


「いただきます」


 両手を合わせて俺達は夕食を食べ始める。やっぱりナナと梨沙の作る料理は美味いな。今日の夕食はシチューで毎日食べたいと思うくらい美味しい。他にもパンとご飯があって好きな方を、シチューと一緒に食べれるようになっていた。レストランで食べた料理も美味しかったけど、ナナや梨沙の作った料理ほどじゃなかったからな。


「そうだ。ナナに聞きたい事があったんだけど、カツカレーって作れる?」


「後オムライスもだよ旦那様」


「作れますよ」


「それじゃあ今度作ってくれるか?」


「はい。分かりました」


 レストランで食べたカツカレーのカツは、凄く美味しかったからなぁ。オムライスも卵がふわふわで美味しかったし、ナナに作ってもらうの楽しみだな。


「こんなに美味しいご飯が毎日食べれて幸せだなぁ」


 そう言いオリヴィアはシチューをパンと一緒に食べていた。


「幸せか」


「何か言ったかい? 旦那様」


「いや何でもないよ」


 夕食を食べ終えてナナと梨沙は、全員の食器を片付けていた。


「オリヴィア二人だけで話がしたいんだけどいいか?」


「うん。構わないよ」


 俺はオリヴィアと共に広間を出ようとすると、凛に声をかけられる。


「待ちなんし。どこに行くでありんすかお兄」


「オリヴィアと話がしたくてな」


「ならわっちも一緒に行くでありんす」


「二人だけで行かせてくれ」


「でも」


「必ず戻ってくるから心配するな」


 それを聞いた凛は何も言わずに頷き、俺は凛の頭を撫でた後空間移動(ワープホール)を使って、マールの所に移動する。


「どうしてマールさんの家の前に来たの?」


「直ぐに分かる。マール居るだろ」


 俺はマールの住んでいる家の扉をノックする。


「今日はなんの用なんだいゼローグ」


「オリヴィアの記憶を元に戻してほしいんだ」


「私の記憶戻すってどう言うことゼロ」


「いいのかい記憶を戻しても、私は知らないよどうなっても」


「あぁ」


 マールはため息をつきながらオリヴィアの頭に、手を当ててオリヴィアの記憶を元に戻していた。


「思い出した。父さんと母さんは盗賊に襲われて死んだんじゃない。お前に殺されたんだゼローグ」


 そう言ったオリヴィアの体は怒りで震えていた。


「そうだ。俺がお前の両親を殺した」


「どうして父さんと母さんを殺したんだ」


 俺の胸ぐらをつかんだオリヴィアの顔は涙で溢れていた。


「今から話す事は全て真実だ、だがそれを信じるか信じないかは、お前次第だオリヴィア」


「お前の両親は昔知らない奴はいないくらい、凄く有名な殺人鬼だった」


「父さんと母さんが殺人鬼……嘘だ……嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ! そんなの嘘だ! あの優しいお父さんとお母さんが殺人鬼なんてそんな訳ない!」


 オリヴィアは大粒の涙を流して、地面にへたり込んでしまった。


「嘘じゃない。言っただろ今から話す事は真実だって。あの時あの村で起こった事を全て話そう」

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