09 どの服にするか悩みます
「ふわぁ。もう朝か」
「三人共起きろ。朝だぞ」
俺は日の光で目が覚めベッドから降りて、着替えた後裸になっている凛と唯とルイーザを起こす。
「おはよう。お兄」
「おはよう。旦那様」
「おはよう。ゼローグ」
「起きたら早く着替えろよ。王都に行くんだから」
俺は部屋を出て一階に降りて広間に入ると、既にレイチェルとモニカは起きていたようで、ソファーに座っていた。他にもナナや梨沙やオリヴィアも、広間に集まってソファーに座っていた。ナナは何時ものメイド服で梨沙は、青いノースリーブの丈の短いワンピースを着ていて、タイツを履いている。オリヴィアは黒の長袖に白いカーディガンを着ていて、膝丈程の黒いスカートに白い靴下を履いている。アルシア達はまだ寝てるのかな。
「おはようございます。ゼローグさん」
「おはよう。ゼローグ」
ソファーに座っていたレイチェルとモニカは、俺に挨拶をしてくる。レイチェルとモニカはマントを外した、ビキニアーマーを着ていた。着ていて恥ずかしくないのかな。
「もう起きてたんだな」
「はい。寝坊する訳にはいかないので」
「なぁレイチェル一つ聞いていいか?」
「はい。何ですか?」
レイチェルはそう言い首を傾げている。
「俺と初めて合った時凄くおどおどしてたのに、なんで今はおどおどしてないんだ?」
「私戦いになると戦いが嫌いなせいか、いざ戦うって時ってなると、どうしてもおどおどしてしまうんです」
「なるほどね。モニカがあの時ついて来たのは、普段レイチェルがおどおどしてるからじゃなくて、戦う時にレイチェルがおどおどするからか」
「そうだよ。お姉ちゃん普段はおどおどしないんだけど、戦いになるとおどおどちゃうからね。私が一緒に居てあげないといけないんだぁ」
モニカは初めて合った時は可愛い顔で、怖い事言うなぁとか思ってたけど、普段は姉思いなんだな。すると広間に着替え終えた凛と唯とルイーザが入って来た。その後アルシアとメロディアも広間にやって来る。
「あれ? レイちゃんモニちゃんその格好で王都に行くの?」
「はい。着る服はこれしかないので」
「そんな格好じゃ目立っちゃうよ。あ、そうだ私達の服を貸してあげるよ、いいでしょメロ?」
「うん。いいよ」
「ちょっと待ってて今服を取ってくるから」
そう言いアルシアとメロディアは服を取りに、自分達の部屋に戻って行った。二人は服を持って戻って来ると、レイチェルとモニカを連れて着替える為に、広間を出ていった。レイチェルとモニカは着替え終えてアルシアと、メロディアと一緒に広間に戻って来た。
「どう? 似合ってるかな?」
アルシアの服を借りたレイチェルは、へそが見えた青いシャツに黒いミニスカートを履いて、白い靴下に黒い靴を履いている。
「うん。似合ってるよ」
「私はどうだ。似合ってるか?」
メロディアの服を借りたモニカはサンダルにピンクのワンピースで、腰に黄色いベルトを巻いていて、白いカチューシャをしている。
「あぁ。似合ってるよ」
二人共前に俺の記憶を元に戻すために、マールの所に行った時に、アルシアとメロディアが着ていた服を着ていた。
「それじゃあ皆揃ったし朝食食べよう。私お腹ペコペコだよぉ」
アルシアはそう言ってソファーに座っていた。
「いただきます!」
朝食はお皿に焼いた食パンが二枚あって、テーブルには苺やりんごなど色んなジャムが入った、ビンが置かれていて皆好きなジャムを、食パンに塗って食べていた。朝食を食べ終えてナナは朝食の片付けをしていた。ルイーザは朝食を食べた後、俺の中に入って来た。
「さて、朝食も食ったし王都に行くか」
「楽しみだなぁ」
レイチェルとモニカはとても楽しそうに、話していた。俺は空間移動を使って王都の中に移動する。
「服と下着どっちから買うんだ?」
「服を先に買うでありんすよ」
「それでいいか?」
「はい」
「うん」
俺達はレイチェルとモニカの服を買う為に服屋に入った。
「好きな服選んでいいからな」
「やったぁ! どの服にしようかなぁ」
モニカは嬉しそうにしてどの服にするか悩んでいた。
「レイチェルも選んでこいよ」
「はい!」
レイチェルは嬉しそうな顔をしてモニカと一緒に、どの服にするか話し合っていた。
「凛と唯も見てきたらどうだ?」
「私達も見てきていいでありんすか?」
「うん。たまには違う服を着てみたらどうだ?」
「やった! いこう唯」
「うん!」
凛は唯と一緒に新しく着る服を、選びに行った。
「お前は新しい服とか選ばなくていいのか? ルイーザ」
『あぁ。今着ている服で満足してるからな』
「そうか」
「着る服選び終わったよゼローグ」
レイチェルとモニカは満足そうにして、一着の服を手に持っていた。
「それだけでいいのか?」
「他にも選んでいいんですか?」
「三着くらい選んでもいいよ」
「そんなにいいんですか? お金とか大丈夫なんですか?」
「あぁ。金は腐るほどあるからな。それとゆっくり選んでいいからな」
「やったぁ! お姉ちゃん他にも選んでこようよ」
モニカはとても嬉しそうな顔をしていた。レイチェルは最初は戸惑ったような顔をしていたが、嬉しそうな顔をしてモニカと一緒にまた服を選びにいった。
「三着ほど選んできたでありんすよ」
「さっきの話聞こえてたのか」
「わっちは耳がいいでありんすからな」
「そっか。それじゃあレイチェルとモニカが服を、選び終えるまで待っててくれ」
「うん」
二時間ほどしてレイチェルとモニカが、服を選び終えたので会計をする。流石に一人三着選んで、全部で十二着もあるとかなりの値段だな。
「次は下着だな」
俺達は服を買った後今度は下着を買いに、下着屋に向かった。




