表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
BATTLE OF THE GOD〜神々の戦い〜  作者: エックス
第二章 七十二柱の悪魔
21/135

07 新しい仲間

 アリアに悪魔の軍団を倒した事や、新しく仲間が増えた事を報告し終えた後、俺が今まで何をしていたのかを二人に説明していた。レイチェルはまだ腰が抜けているので、今もお姫様抱っこしている。


「つまりお前はなんやかんやあって、異世界から戻って来てなんやかんやあって、今に至ると」


「そういう事だ」


「って、分かるかボケェ!」


 そう言ってウィリアルは俺の頭を、思いっきり殴ってきた。


「痛ってぇな何すんだこのやろう! レイチェル落としたらどうすんだ!」


「何すんだじゃねぇよ。てめぇ説明はしょりすぎだろ! なんやかんやってなんだ!」


「なんやかんやはなんやかんやだよ」


「そこを説明しろって言ってんの!」


 説明しろと言われても面倒くせぇしな。


「はぁ、お前に聞いた俺が馬鹿だった」


 そう言ってウィリアルは、大きくため息を吐いている。


「説明はもういいだろ。自己紹介をしよう」


 そう言いシャロンは初めて合う凛と唯に自己紹介を始める。


「私はシャロン・バークレー。よろしくね」


 シャロンの容姿は金髪のショートヘアで、アルシア達と似たような鎧を着ている。身長はナナやアルシアより少し小さい。凛と同じくらいの身長だ。


「俺はウィリアル・アルウェッグだ。よろしくな」


 そう言ってウィリアルは凛と唯に、握手を求める。ウィリアルの容姿は逆立った黒い髪に、隣に居るシャロンやアルシア達と、似たような鎧を着ている。そういえば王都にいる騎士は皆、似たような鎧を着ていたな。


「お兄以外の男と仲良くする気は、ないでありんす」


「妾も旦那様以外の男と仲良くする気はないよ」


 二人はウィリアルの握手には応じず、俺の後ろに隠れてしまう。見事に握手を断られたな。


「それじゃあ俺達は屋敷に戻るわ」


 屋敷に梨沙とナナを待たせたままだからな。屋敷に戻った後梨沙とナナはレイチェルとモニカが、仲間になる事を了承するかな。不安だ。


「またなゼロ」


 そう言ってシャロンとウィリアルは、軽く手を振っている。ウィリアルが涙目に見えるのは、きっと気のせいだろう。


「おう!」


 俺は空間移動(ワープホール)で梨沙とナナの居る、屋敷の広間に移動する。


「ただいま」


「おかえりなさい。ご主人様」


「おかえりゼロ」


「ところでご主人様の隣に居る方と、ご主人様が抱えているその方は、誰なんですか?」


 俺は抱えていたレイチェルを下ろす、流石にもう立てるようになってるだろう。


「悪いな俺のせいで」


「いいんです。頼んだのは私なんですから」


「この二人が誰かだったよな」


「はい」


「七十二柱の悪魔で新しい仲間だ」


「どうして七十二柱の悪魔が仲間になったんですか?」


 ナナは冷静にレイチェルとモニカが、仲間になった理由を聞いてくる。梨沙は驚いて固まっている。俺はアリアに報告したようにナナにも、同じ様に説明した。


「それじゃあ。あの殺気はご主人様が放ったものだったんですね」


「もしかして屋敷まで届いてた?」


「はい! ばっちり届いてました」


「やっぱり二割じゃなくて一割の力で、殺気を放つべきだったな」


 屋敷まで届いてたとはな我ながら驚きだ、それに梨沙に怖い思いをさせちまったな。後で何かしてあげよっと。


「今二割って言いいました?」


 やべぇ。口がすべった。


「やっぱり! お兄全力で殺気を放ってなかったでありんすね」


「そういえばどうして凛ちゃんはゼロちゃんの殺気に、怯えもしなかったの? 私なんてもう少しで漏らしちゃいそうだったのに」


 もう少しで漏らしちゃいそうって、女の子が軽い感じで言っていいもんじゃないだろ。


「昔お兄が三割くらいの力で殺気を放った所を、間近で見た事があったでありんすよ」


「そんなことよりどうして全力で、殺気を放たなかったんですか?」


 そう言ってレイチェルは怒った顔で俺に、詰め寄ってくる。レイチェルは怒った顔も可愛いな。


「俺が全力で殺気を放ったら、この世界の生物皆、あまりの恐怖に死んじまうから、加減をしないといけない訳ですよ」


「凛さんの時は三割の力で殺気を放ったのに、どうして私達に殺気を放った時は、二割だったんですか?」


「それは話すと長いと言うか何と言うか」


「長くてもいいので今すぐ話してください」


 そう言ってレイチェルは怒った顔で、更に俺との距離を詰め寄って来る。


「凛は銀狐の妖狐で通常妖孤色狐ってのは、長い年月を経て妖力を増やしそれにより、尻尾が増えていって最終的には、九尾の狐になるんだけど、凛は神の加護を宿していた為に、捨てられたんだよ、それで妖孤?狐の里に行って妖孤憑き狐を全滅させた後、凛を育てていたんだけど、凛が妖狐って理由で虐められているのを知って、俺の可愛い凛を泣かせた奴に後悔させる為に、三割くらいの力で殺気を放ったしだいです」


「お兄大好き!」


 凛はそう言って後ろから俺に、抱きついてくる。俺の背中には凛の大きくて、柔らかい胸が当たっている。


「話が長くて半分以上分かりませんでした」


「話が長くてもいいって言ったのお前だろうが!」


 自分で話は長くてもいいって言っておいて、聞いた後で話が長いはないだろ。おまけに話が長くて半分以上分からないって事があんのか。


「でも、貴方が凛さんを、とても愛してる事は、分かりました」


「そうか、そうだ! 今日からレイチェルとモニカも、ここで住むから」


 俺はナナにレイチェルとモニカもこの屋敷に、住む事を伝える。


「分かりました。レイチェル様とモニカ様のお部屋はどこにするんですか?」


「部屋は別々か大きい部屋に一緒のどっちがいい?」


 俺は二階に上がる際にレイチェルとモニカに、部屋を何方にするかを聞く。


「一緒でいいです」


「それじゃあ今日からここが二人の部屋な」


 屋敷の四隅には大きな部屋があり二つの部屋は、壁を挟んで隣になっていて、レイチェルとモニカの部屋は、アルシアとメロディアの部屋を壁で挟んでいる。


「ありがとうございます。何から何まで」


「気にすんな」


 その日の夕方夕食を食べる際にソファーが足りず、俺は王都に行って三人掛けのソファーを買いに行く事になった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ