お弁当の時間
「私の名前は内藤 友里恵。よろしくね!!」
初めての友達。
「あのね、空って本当は心の中にあるんだよ。」
楽しい毎日。
「その空は太陽と雲と風と月と星でできているの。太陽はいつも側で笑ってくれる人。雲が何でも言える人。風が嫌なことを忘れさせてくれる人。月が温かく見守ってくれる人。星が一緒にいて楽しい人なの。そして初めて空ができるの。その5つが沢山あるほど空も大きくなっていくんだ。で、空が自分を受け入れてくれる人。つまり、大切な人かな。」
貴方が教えてくれた空の話。今でも覚えている。でも、私にはもう太陽も雲も風も月も星もいなくなっちゃったの。ごめんね。でも、きっともうすぐできるような予感がするんだ。だから見ていてね。友里恵。
「きー。きー。どうしたの?」
「ふぁ?」
は!!いけない、いけない。今食事中だった。しかも私口に入れてボーっとしてたの!?すごい!!
「黄花。別にすごくないわ。というか、何考えてるのよ。」
鈴音があきれた顔であたしを見て言った。
「え?声に出してた?」
「「うん。(えぇ。)」」
マジで!!気をつけなきゃ。うん。
あの後私たちは一緒に行ったら騒がれるからということで雅直と少し間をあけて教室に行った。どっちにしても私は綺羅と鈴音に質問攻めされたんだけど。結構疲れたぁ・・・・・・・・。だってあの二人私が答えないと怒るんだよ!!鈴音なんて黒オーラ少し出してたし。これからはちゃんと綺羅か鈴音に言ってから行こう。
「で、黄花。」
「なぁに?」
「貴方、陸上部のマネージャーどうするのよ。」
「え!きー、陸上部のマネージャーに誘われたの!?」
「うん。」
「何にも聞いてないよ!!」
「ごめんよ。綺羅。それでマネージャーなんだけど、やることにした。」
私はお弁当の卵焼きを口の中に入れた。
「それもそうね。じゃなきゃ行かないものね。」
「うん。」
「ま、せいぜい頑張りなさいよ。」
「何かあったらいってね。私力になれると思うから。」
「ありがとう。じゃぁ、お弁当食べちゃおう。」
「うん。」
私たちはまた楽しくおしゃべりしながらお弁当を食べ始めた。
ごめんなさい!!今回短くなってしまいました!!本当にごめんなさい。次からまた頑張ります!!