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朝の時間

「この前大森が転んだんだぜ?めったに転ばないのによ。」


「う、うっせー!!龍馬だってこの前転んだくせに。その時、鼻をすって赤鼻になってたじゃん!!」


 何か二人ともすごいですねぇ・・・・・・。あっ!!いきなりごめん。えっと、あの後私たちはずっと歩いて今校門にいるんだけど、何か二人が転んだとか転んでないとかそんなことで今言い合ってるんだ・・・・。どうしよっかなぁ。なんか周りの人の視線が痛い・・・。


「どうしたんじゃ?お前さんたち。」


 私がそんなことを考えていると雅直が来て言った。


「あっ!!雅直おはよう。」


「おはようさん。で、あいつらは何を言い合ってるんじゃ?」


「いや。この前転んだとか転んでないとか・・・・。」


「なんじゃ・・・。そんなことで言い合ってると?」


「うん。」


「はぁ・・・・。もぅ、ほっときんしゃい。行くと。」


「え?あ、う、うん。」


 私は雅直についていった。もちろんついていったから涼太と龍馬は置いてきぼりです。はい。ま、自分のせいだけどね。












「きーおはっよぉ!!」


「綺羅!!おはよう!!」


「朝から陸上部のレギュラーとよくきたわね。」


「鈴音もおはよう。」


「えぇ。」


「俺は無視すると?」


「「「うん(えぇ)」」」


「・・・・俺の純粋なハートが傷ついたけん・・・・・。」(泣)


「あんた、そういうキャラじゃないでしょ。」


 うん。ぜったいそうだよ。雅直がそんなキャラだったらちょっとじゃなくて、きっとすごく引くよ私。


「なんじゃ。つまらんのぅ。」


 やっぱりうそだったんだ。ていうかうそでよかったぁ・・・・・。

こんな感じに3人で楽しく話していた。


「黄花!!!何でおいてったんだよ!!!」

 

 大声で私を呼んだのは涼太。うっさいなぁ。


「だって、龍馬と仲良さしげに話してて、雅直に会って言ったらおいてけって言うからおいてった。」


「あのどこが仲良さしげなんじゃ?」


「雅直、うるさいよ?少し黙ってようね」(黒微笑)


「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」」」


あれ?何か鈴音以外皆黙ちゃった。なんで?へんなの。(自覚なしです・・・。


(((黄花きーって黒かったんだ(な)(じゃな)・・・・・。かわいいから油断してなぁ(ぜよ)(ぜぃ)・・・。))


「・・・・・・そうだ!!で、なんd「さ、皆先生が来るから座ろっか。」


(誤魔化したね。)


(誤魔化したぜよ。)


(上手く誤魔化したわね・・・。)


(俺の台詞・・・・・)(泣)


黄花は皆がそう思ってるのも知らずに自分の席に座った。

先生に怒られるのやだしね♪・・・・・・・・・あ。そいえば、屋上でサボるんだった!!今から行こうかなぁ・・・・。でも先生もうすぐ来るよね・・。どうしよう。・・・・・・・・・・・・・・行こう!!

私は席を立ったが、


「どこに行くんじゃ?」


いつのまにか隣に座っている雅直に捕まった。何かこれもぅ、お決まりみたいになってない?とっとショックなんだけど・・・・。


「え、えっと・・・・・授業サボっちゃおかなぁ・・・なんて・・・。」


私は正直に言った。偉いね私!!雅直は少し考えて言った。


「俺も行くぜよ。」


「は?」


雅直はそれだけ言うと席を立って廊下に出た。そして私に向かって手招きをした。

付いて来いってことかな?ま、どっちでもいっか。

私はそれに素直に従った。





















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