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悲劇の朝・・・じゃない朝

「う〜ん・・・・・・・。」


バっ!!!

私はサッと起きた。そして急いで時計を取り時間を見た。今は、6時。


「練習しなきゃ!!」


私はそう言い急いで準備をした。そして下におりていくと私のお母さんとお父さんがいた。


「おはよう。」


「あら。きーちゃんもう起きたの?」


「うん。だって練習があんじゃん。」


私がそういうとお母さんは頭にはてなマークを浮かべた。


「練習って何の練習のことかしら?」


「何って空手に、柔道に、拳法に、剣道の練習だよ。いつもやってんじゃん。」


「あ〜、それならやめたぞ。」


ナンデスト?私のお父様?


「え?お父さんい、今なんて言った?」


「だから全部やめたって言ったんだ。」


マジですか!?私の唯一のストレス発散がぁ・・・・・。あ〜もう疲れたぁ・・・。寝よっかなぁ。・・・・・・・・・は!!私朝ごはん食べてない!!よし。食べよっと。

私はテーブルの上においてある朝ごはんを食べた。だって食べ物は命ですから。ちゃんと食べなきゃね。



「ご馳走様でした。」


私はご飯を食べ終えると時計を見た。ただいまの時刻7時。学校が始まるのは8時。ここから歩いて学校まで行くと30分はかかると思う。ちなみに走っていくと20分くらいだと思う。ということは7時15分に出て行けば完璧に屋上で寝れるよねwうれしー!!(ぇ?そっち!?

よし。最後に髪形をチェックしよっと。

私は洗面所に行って髪形をチェックしてから家を出て行った。今は7時17分。ぜんぜん間に合うね。

私は歌を歌いながらルンルン気分で歩いていた。が、


「「あ゛。」」


偶然にも私と同じクラスの涼太と会ってしまいました。朝から陸上部に会うなんて最悪だ。それに陸上部のレギュラーと一緒に登校なんてしたら学校中の女子を敵にまわすことになるよねぇ・・・。どうする私・・・・。


1、逃げる。  多分逃げても捕まる。

2、普通に話して登校する。  まぁ、平気だろうけど学校に女子にいろいろ言われるだろう。

3、無視する。  これでもいいけど、ちょっとかわいそう・・。

4、何もなかったように歩いていく。  ま、これでもいっか。


さぁ、どうする私!!・・・・・・・・・・・・・4にしよう。

私は何もなかったようにスタスタと歩いて行った。が、またもや陸上部レギュラーの龍馬に会ってしまった・・・・・。ついてないなぁ・・。後ろからも涼太が来てるし。終わった・・・。


「よっ!!鳥居。早いな。」


「まぁね。」


龍馬がにこっと笑って言った。すると涼太が到着したようで私に言った。


「おい、黄花。何で逃げたんだよ。俺何もしてないのに・・・・。」


「ナンノコトデショウカ。」(棒読み)


私は棒読みで言い返した。涼太は何だこいつと言う顔で見てきた。何か涼太にそんな風に見られるとすっごいムカつく・・・・。


「まぁいいじゃねーか。それより早く学校に行こうぜ。」


「「うん。(あぁ。)」」


龍馬が苦笑いをして言った。私たちは同時に返事をして歩き出した。きっと、学校に着いたら何か言われるだろうなぁ・・・。鈴音と綺羅に。

私はそう思いながらも学校へと涼太と龍馬と一緒に行った。・・・・・結構この二人と話すの楽しいんだけどね。屋上で寝るの諦めようかな・・・。というか、サボればいっか。そうだね。そうしよう!!どうせ一時間目は数学だし。あの先生ならきっと平気だ。2時間目は・・・・・英語かぁ。うん。これも大丈夫。よし。授業をサボろう!!

私が歩きながらこんなことを考えていたのを知らずに涼太と龍馬は話しながら学校に向かって行った。





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