やっと終わった1日目
「ふぅ。つかれたぁ・・・・。洗濯物は終わったし、掃除もなし。全部終わったぁ!!」
私はグッと背伸びをした。今はもう5時。
後何分くらいやるんだろう?
私は暇になってしまったのでもう一度練習を見ることにした。
「皆頑張ってるなぁ・・・・・。何か私に出来ることないかな?」
う〜〜ん・・・・・・・。そうだ!!応援しよう!!
「皆頑張れ〜〜!!!」
私は早速大声で皆のことを応援した。皆最初はびっくりしてたけど、笑ってくれてさっきよりも頑張ってくれたような気がした。
「今日はここまでだ。」
沖田がそういうと皆片付け始めた。私はどうしよっかな。というか、私制服のままでやってたんだ!!ま、いっか。そうだ!!皆にドリンクの味あれでよかったか聞いてみよう!!
「ねぇ、涼太と雅直。ドリンクの味あれでよかった?」
「おう!俺はアレでいいぜぃ!!」
「俺も平気じゃ。」
よかった。
「分かった。いつもアレにするね!」
「「あぁ。(おう!!)」」
涼太と雅直は大丈夫っと。次は優星だね。
「ねぇ、優星。ドリンクの味アレで平気?」
「うん!!すごくおいしかったよ!!」
「本当!ありがとう。」
優星も平気。じゃぁ、後はあそこの二人組みかぁ・・・・。
「ねぇ、龍馬と部長さん。ドリンク平気だった?」
「ぜんぜん平気だったぜ。というか、俺の好みだった。」
「別にいいんじゃねぇの。」
「分かった。じゃ、私帰るから。」
よし。全員大丈夫だったって言うことで。よかった。さ、帰ろう、帰ろう。
「皆バイバイ!!また明日ね。」
「じゃぁな。」
「気をつけて帰るんだぜぃ。」
「飴あげるからって言われてもついて行っちゃいけないぜよ。」
「また明日も頑張ってね!!」
「私は小さい子供か!!」
「「「「そうみえるよ。(ぜ)(ぜぃ)(んじゃ)」」」」
グサっ!!!!!
結構傷ついた・・・・・・・。ま、いいや。早く帰ろう。うん。
私はドアを閉め、家に向かって歩いた。結構近いんだよ。
「ただいま〜。」
私は家の鍵を開けて入った。
ダダダダダダダダダダダ!!!!!
「お姉ちゃん遅〜〜い。もう6時半だよ!!どこ行ってたの!?」
ドアを開けると早速来たのが私の妹の優香だ。家族からは優ちゃんと呼ばれている。そこらへんのモデルよりかわいい自慢の妹だ。
「うふふ。きーちゃん。何をしていたのかしら?まさか遊んできたわけじゃないわよね。」
で、こっちが今朝も出てきた私のお母さん。
「遊んできてないよ。あのね、陸上部のマネージャーになったみたいで仕事してきたの。そうしたらこんな時間になったわけです。」
私は理由を話した。お母さん達はそれを聞くと、
「早くご飯を食べましょ。」
と、言ってリビングに行った。私は急いで着替えてご飯を食べ、お風呂に入って寝た。今日はなんだかすごく疲れた。というか、いっぱいいろんなことがあって頭が痛くなりそうだ。七色学園の初日はこんな感じでした。