*48*
更新遅くてすみません。
頭ではなんとなく浮かんだやつをこうちまちま文章化させてたら遅くなってしまいました。こんな感じですがすみません。まだまだ続きますのでよろしくお願いします。
帰る時間は、もう日も暮れ夜になってしまった。というのも、そのあといろいろ店巡りをしたんだ。服とか、お菓子屋さんとかいろんなところに言った。だから、こんな時間になっちゃったんだ。出かける前に朝貴に頼まれたお土産のケーキを持ち、僕は静香先輩と学園へと帰ってきた。寮へと続く少し長い道のりを、たわいない会話をしつつ歩いていた時だった。静香先輩が前を行く人影に気づいた。
「あれ?あれって清桜じゃない?」
「え?」
たしかに、僕らの数メートル先を歩くあの後ろ姿は清ちゃんぽい。静香先輩目がいいんだな。でも、清ちゃんも出かけてたんだなんて知らなかったな。なんて思ってたら、静香先輩はいきなり僕の手をつかむと、そのまま早足になりすぐに清ちゃんに追いついてその背中をポンとたたいた。振りかえった清ちゃんの顔はおどろいてたけど、それもすぐ誰だかわかったからなのかな、いつもの顔に戻った。
「静香に夕貴か。って、二人して出かけてたの?」
「そ。夕貴君と一日デートしてたんだよ、ね?夕貴君?」
「で……デートって……」
「へぇ?浮気なのかな?」
「冗談だって、怖いなぁもう。ケーキバイキング言ってたんだよ。割引券今日までだったんだけど、淳いけないから代わりにね」
「夕貴めちゃくちゃ食ってたでしょ?」
「そりゃもうぱくぱく。見てるこっちが気持ち良くなるくらいぱくぱくとね」
「静香先輩だってそうだったじゃないですか!」
「二人とも甘いものに目がないんだね」
「そういう清桜はどこ行ってたの?」
「え?あぁ……ちょっとね、野暮用かな」
「ふーん。あ、僕これから用事あるから先行くね。今日はありがとう夕貴君。また一緒に行こう」
「はい、こちらこそ」
にこりとさわやかな笑顔で、静香先輩は先に寮へと戻って行った。残ったのは僕と清ちゃん。何日ぶりだろう。清ちゃんに会うの。とりあえず会えたのは嬉しい。
「なるほど。その手に持ってたのはケーキなわけね。朝貴にでもせがまれた?」
「ふぇ!?ど、どうしてわかったの!?」
「朝貴と夕貴の事ならだれよりも知ってるっていっとく」
「清ちゃんのもあるけど、食べる?」
「うん、寮帰ったらもらおうかな」
「朝貴も食べると思うし、僕の部屋でいい?」
寮の部屋に戻ると、なぜかは中は真っ暗。照明をつけてリビングスペースに行くけど、誰の姿もない。
「朝貴、出かけてるの?」
「そんな連絡なかったけど……朝貴?」
部屋中探しまわって、ようやく朝貴の姿を見つけたのは寝室だった。なんと、朝貴はすでに夢の中に行ってしまったようだった。これには僕も清ちゃんも思わず笑ってしまったほどだ。待ってるって言ってたのにな。ケーキ食べちゃうぞ。
とりあえず朝貴はほおっておいて、僕は清ちゃんにケーキを選んでもらうその間に、紅茶をいれた。それくらいは僕にもできるよ。清ちゃんは基本なんでもストレート派。コーヒーもブラックで飲めるし、紅茶も何も入れないで飲むんだ。僕は絶対無理。苦いのヤダよ。だから自分のにはたっぷりと砂糖とミルクを入れる。リビングのダイニングテーブルにいくと、そこにはなぜか半分こされてるケーキがあった。
「半分こ?」
「どうせ、食べたいってなるでしょ?だからあげるよ、半分」
「で……でもこれは清ちゃんので……」
「なら、俺のケーキを俺が半分こにして夕貴にあげても問題ないよね?」
それはそうなんだけど……。いいのかなぁ。そりゃ、このケーキは僕の一押しでもある。というか、一押ししかお土産で買ってこなかったんだよ。だから味は保証済み。できれば全部僕が食べちゃいたいけど、そしたら朝貴怒っちゃうからね。我慢って思ってたのに……。
「じゃ、いただきます!」
「やっぱね」
「だってすごくおいしいんだよ。静香先輩、おいしいお店いっぱい知ってるからいろいろおしえてくれたし」
「それはよかったけど、あまり食べるとぶくぶくになるよ?」
「そんなことないよ……」
ぷくっとほっぺを膨らませた僕を見てくすくす笑う清ちゃん。い、今なら聞けるかな、進路の事。
急に清桜のキャラがわからなくなりました。
だから出てこなかったわけではないですよ?ほんとですよ?
どうしてこう、話の進み方が遅いのかがわかりません。
ラストばかり頭に浮かんで途中が浮かばないのはもうどうしようもないかもしれません。
早くいちゃいちゃしてほしい。せっかくR15にしたのに。
どんだけ告白までにかかってるんだろう。
気付けばもうすぐ50話ですね。このままじゃ百話ぐらい言っちゃうかもしれない。どうしよう……。




