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夕焼けに桜咲く  作者: 朝比奈 黎兎
第1章 日常
3/73

*2*

なんか名前で書いてたり、名字で書いてたり、一括性がないですねぇ・・・。

清桜は基本清桜か、会長。

榊原は、榊原か良介。

青葉は淳。朝貴にだけ青葉先輩。

朝貴は朝貴w


朝貴は基本先輩付で呼ぶんですけど、清桜だけは会長なので、清桜はすこしくやしがってますねw


エレベーターの中で、良介が清桜に今日の朝礼の予定変更を伝えていた。四人の男子高校生が乗っても、息苦しくなくさらに十人は楽々入れそうな広さがあるのだ。


「清桜、今回の朝礼、風紀委員から夏服移行の話があるそうなので、十分ほど時間を取ってほしいそうです。」

「いまさらそれを言ってくる普通?」

「俺に言わないでください。俺だって先ほど知ったんですから。」

「あんな奴らのためにそんな時間取れないね。校長の話を引きのばすか。」

「それは勘弁してくんないっすかー?聞いてるだけ寝眠くなるんすよ?」


うげぇと、淳が清桜の言葉に過剰反応した。まぁ、それは全生徒共通の反応だろう。


「俺も同感だけど、仕方ないだろ?」

「そんなに風紀委員の話嫌なんですか?」

「話自体はいい。けど、委員長は気にくわない!」


そこ!?どんな人なのかな・・・風紀委員長さんって・・・三年生だよね確か。あったことないんだけど・・・・。


「絶対かかわっちゃだめだからね!朝貴わかった!?」

「え・・・・なんでですか?」

「あんな危険人物にあったら、朝貴一発で食われるもん!」

「くわっ!?」


なにそれどういういみ!?食われるって・・・えぇっ!?まさかそっちの意味?あ、ちなみにこの学校は同性愛というのが普通にあるんだけど。そりゃ入学したての時はびっくりしたよ。チューしてるとか普通にあったからね。抱き合ったり手つないだりとかはもう日常風景って感じ。だから・・・うん、食われるってそういう意味の事で間違いないんだろうな・・・・・。


「朝貴は人気あるもんなぁ!」

「青葉先輩?」

「そうそうー。俺が見込んでるだけあるでしょー?ね、朝貴!」

「なんで笑顔で僕の方来るんですか!?狭いんで(せまくないけど)あまりこっち来ないでくれると嬉しいんですけどっ!!」

「えー、そこは少しサービスしてほしいんだけどなぁ。さーって、そろそろ外に行かないとね。」

「今日もすごいでしょうね、特に清桜、貴方のが・・・。」

「いやいや、最近淳にぬかされそうなんだよね。」

「俺なんてまだっすよ。榊原先輩もすごいじゃないっすか。あ、でも今一番増えてんのは朝貴か。」

「僕!?って・・・何がですか?」

「そりゃ朝貴は可愛いもん。にしても・・・それはゆゆしき事態かも・・・むぅ・・・うかうかしてたら、朝貴はだれかに取られるか・・・・。」

「だからどういう事ですか?」


一階に着いてエレベーターのドアが開いた。玄関まで数メートル。


「俺らってそれぞれに親衛隊があるだろ?」

「はい。」

「それってまぁ、顔がよければ誰にでもつくわけよ。ま、顔だけじゃだめだけどね。」

「しかも何かしらの組織に入ればもれなくできる。つまり・・・・。」

「不本意だけど朝貴にも出来てるってわけ・・・・・・・。」

「えぇっ!?」


清桜の最後の言葉は、玄関を出て現実のものだという事がわかった。ここは男子校なのに、聞こえるのは黄色い声。それが寮から校舎へと行く道の三分の一の距離まで聞こえるのは、その両脇にそれぞれの親衛隊のメンバーがいるからだ。その中に、朝貴は自分の名前を呼ぶ声を聞いた。はっきりとだ。


「うっそ・・・・・・。」

「ほらね。うーん・・・今抱きたいとか言った奴でてきてほしいなぁ。誰の朝貴に向かって言ってるのかなぁ?」


だからあなたのじゃないですよぉ!!むしろ誰のものでもないですから!僕は僕の!って何言ってんだ僕!


「でも、1年であれだけの親衛隊できるのは最速っすね。」

「生徒会に入ってしまいましたしね。それでも清桜よりは幾分か遅いですけど。」

「あれ、そうだっけ?俺覚えてないや-あはは。」

「笑いごとじゃない気がしますよ・・・・・・・。」


1年生で、生徒会会計。北條朝貴の波乱万丈学園生活はまだ始まったばかりなのでした!


はい、こんなお決まりな設定で書いていきますので。

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