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夕焼けに桜咲く  作者: 朝比奈 黎兎
第2章 修学旅行
18/73

*17*

これにて修学旅行編はラストになります。


次は・・・どうしましょうw


ふと、目が覚める。どうやら考え事をしているうちにまた寝てしまったらしい。始めは布団から出たくなくて再び寝ようとしていた朝貴だったが、微かに聞こえる水の音に気づいて体を起こした。そこで水の音は途絶えた。ふと、隣のベッドにいたはずの清桜の姿がないことに気づいた。そして浴室に続くドアが開いて清桜が現れた。どうやらシャワーを浴びていたようで髪の毛から雫が滴っている。


「あー、朝貴おはよ。」

「おは・・・ようございます・・・って、その恰好なんなんですか!?」


なんで腰にタオルまいただけで出てくるのこの人は!!


「服とか全部こっちに置いたままシャワー浴びたもんでさぁ・・・あはは。俺朝ダメなんだよねー。」

「そーみたいですね。ですけど朝からやめて下さい。」

「朝貴つめたいー。俺病み上がりなのに。」

「そーいえば、もういいんですか?熱とか・・・。」

「うん、すっかり治っちゃった。でも朝貴が看病してくれるならもう少し風邪ひいてたかったな。あ、一緒にシャワー入る?俺まだ目、覚めてないから入ろ・・・ぶふっ!!」

「入りません!!一人で入れます!!」


あれ・・・でも、普通だ。もっと緊張するとか、挙動不審になるかと思ってたのに。会長と普通に話せてる。まぁ、会長あのこと知らないからだけど・・・でも・・・良かった。


「ひどーい。病み上がりなのに、枕ぶつけるなんて。」

「おはようございます。目、覚めましたか?」


いまあるこの環境を壊したくなんかない。

それがたとえ、触れるはずがなかった環境でさえ。守りたい。


当たり前の日常でも、僕にとってはそれらすべてが新鮮で


真新しいもの。



狭い檻の中にいた



あの頃にはふれあえなかったもの


それが現在いま




外って、楽しいんだ。



あの時ふれあえなかった。



でも



今はそれができている。



たとえそれが僕の居るべきところではなくても



せめて



せめていられる間だけでも




僕はこの環境にいたい。



北條 朝貴・・として、生徒会会計として・・・・





今だけは自由に生きていたい。










朝が来る


その時まで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





















「朝貴、荷物まとまった?そろそろ空港行かないとね。」

「は、はい!」




長いようで短かった。いろんな事があった修学旅行は、こうして幕を閉じた。

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