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そう、これは僕のせい。
だから反論なんてできないし、もともと反論したって受け入れても聞き入れてももらえない。
僕は一体何なの?
あの人は僕のことを何とも思ってない。
人間以下ゴミ以下。
それ以上などありはしない。
いつも僕は最低値。
いつもいつも
僕は劣ってる
言うことなんて何もない
ね、だからうなずくしかなかったんだよ。
「はい・・・僕、北條朝貴は今年から私立黎暁学園に、入学させていただきます。」
外に出れるのはうれしいけど、今は出たくなんかなかったよ・・・・・・・