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まだまだ修行がたりないな。風車を上手く使えず、地面に大きくヒビが入ってしまった。当然のように落ちていく俺。「ぎゃあああああああああああああ!!」落ちるの何回目だよ!!;;そして今回は黒星…だったかな?さんに助けられた。「何してるんですか?;;」「し、修行してたら突然足場が崩れたんです;;」「最近地上が脆くなっていましたからね…」以外と普通だなー、「あ、そうだアークさんに渡すものが…」そしてかけて来た黒いその人「またかお前は!!;;」「あ、アークさん;;」「キリノが上で心配するからな、早く戻れ」「あ、その前にコレ、キリュウさんにもたされたお土産のちょこ…」「…」すごく嫌そうな顔をしたアークさん。「あ、チョコおきらい…でした…か?」「俺が食うのはこっちだからな」そういってガシッと腕をつかまれ首筋に噛み付かれたような感じ、実際痛くないからかんではないかな?「きゅ、吸血鬼!?」ごくっ。「!!」ななんだか心があったかいというか…霧がはれてくような「ぷはっ…どうだ?」「なんかスッキリしたような気がします」「俺が食うのは「不の気」と呼ばれる物だからな」「…」「ちなみに味や量は本人が辛いと感じた分だけます」「……まずか」「おいしかったぞ、かなり」「;;」これ遠まわしになだめられてるのかな?「キリノの方は量が凄まじいけどな」「師匠…」まぁ、色々あったんだろうな、背中傷だらけだし…「それじゃ戻りますね、ありがとうございました」「作り笑いなんかするなよ;;」「作ってるつもりないんですけどね…;;」帰り道の事だった。「見つけた」と声がしたので師匠かと思いきや、知らない人…いやモンスター、いや「さて、こうも都合よく一人とは…」「!!」「え…エンドリスト!?」「ふん、そうだといっても状況は変わらないだろう」「っ!!」風刀を抜くのが間に合わなかったら死んでいただろう。キイィン!!洞窟に刃の混ざる音が響く「俺は「勇者」じゃない!!」「それでも俺らにゃジャマでね」がっ!!腹に蹴りを入れられ吹っ飛び壁に激突した。その時「よわいな…」ダンッ!!地面にそいつが手を叩き付けた。ボコボコとでてくる、白き死者、ガイコツ。皆盗賊の格好だ。「き…りゅう…」「!?」その骸骨はキリュウの名を言った。そして直ぐにくずれた。「チッ使えない役立たずが…」「!!」エンドリストの刃が襲ってきた。咄嗟に急所を避けたが、「あぐ!?;;」肺…に刺さった…!?「ふん、弱いな」「…」死ぬ…このままだと…殺される…でも息が…意識が「勇者は…上か」コツコツと遠ざかるエンドリスト。薄れ行く意識の中で、「キリュウ」の一言が再び聞こえた気がし…

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